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B-Tファンがアイナナ沼に落ちた話

学生時代、バイト先で有線から流れてくるハロプロなんかを聴きながら、「アイドルとは一生わかり合えないだろうな」と思っていたBUCK-TICKファンが、突然アイドル(※2次元)の世界に飛び込むことになった話です。

直接的なきっかけは、「好きな声優さんが出演しているから」

2021年初めに夢中になったNintendo Switchのゲーム「バディミッションBOND」で、アーロン役の近藤隆さんのファンになっていました。(この話はまたの機会があれば 書きましたので一番下にリンク貼ります)
バディミの攻略が終わった後、近藤さんのこれまでのお仕事を漁っていく中で出会ってしまったのが、YOUTUBE上で公開されているアイドリッシュセブンのライブ「REUNION」のダイジェスト動画でした。

この動画にはタイムスタンプが付けられているため、お目当ての曲だけ見ることができます。
そうです、ŹOOĻだけを見ました。

私の中のアイドル像とは全く異なる世界がそこにはありました。
とにかく何かと戦ってる。
俺たちが見ている道はこうだと高らかに歌う。(それは自信のなさの裏返しなのかなと思った)
こんな曲を演るユニットの背景が気にならないわけがないんよ!

歌っている声優さんたち、めちゃくちゃ楽しそうだし、客席をパフォーマンスでも煽りまくるし、なんなん???
ポイギャンの近藤隆のジャンピング雄叫びがやばすぎ(動画21:49付近)…呼応するような木村昴の「主役交代だ」、現地で観たかった…
ZONE OF~の掛け合いとパフォーマンス、バチクソかっこいい…!

好きにならないわけがなかった。
一瞬にしてŹOOĻ沼に落とされました。
できる曲は全部DL購入し、アプリもアニメも走破することになります。
(ちなみに、上記の動画は後日ちゃんと通しで観ましたし、何なら今でも時々見返してます。)

ŹOOĻの魅力

先に挙げた通り、まず歌詞が良い。
常に己と戦っているような、上昇志向の強さがまず前面にはあります。
でもその裏には脆さをしっかり抱えていて、そこを隠さない。
ただ上辺だけでカッコつけているだけだったら、好きにならなかったはずです。

曲調は始終攻撃的なのかと思いきや、案外幅が広い。
1枚目のアルバム「Einzats」だけでも、身体が勝手にノッてしまうようなものから、束縛メンヘラ男子、からのしっとりと歌い上げる曲など。それを全部自分らのものとして聞かせてくれるのです。
曲調のバラエティの豊かさは、大好きなBUCK-TICKに通じるところがあって、私にとっては刺さるポイントです。
2曲目「4-ROAR」は今でも一番好きな曲です。

ルールも順序も作り替えろ
今を吠えろ 無き道ならば
この歌声を この表明を 導にして

4-ROAR

変わりたい、変わるための力になる何かが必要。
強くありたい弱い人、そんな感じが好き。

虎於の太くて艶のある声は、ŹOOĻの攻撃的な面を押し出すのに一役買っているのではないかなぁと思います。低音最高。ファルセットも最高。
ほかの3人の歌声を下から支えるような、そんな印象。
出るところはちゃんと出て行くけど、普段の立ち回りの、一歩引いてバランスを見ているようなところと似ている?
ううん、感覚的なことなので、言語化するのが難しい。
私は"声が刺さるかどうか"で音楽を聴くところがあります。
長いことテレビのない生活をしていて、受動的に聴く機会も少ない。なので音楽の細かい話はできません。
虎於の声の魅力をちゃんと語れず悔しいです…

沼落ちから現在まで

REUNIONダイジェストを見てから、アプリを始めたのが2022年の秋。
メインシナリオ6部の公開が始まる頃だったようです。
ランクが足りなくて知らない曲をヒイヒイ泣きながらやって、一気読みしました。

SSRのDriftDriving虎於、初期に来てくれてありがとうありがとう

読んだら他のユニットもキャラクターも、好きになるしかなかった…
御堂虎於が最推しですが、みんなそれぞれが大好きなんです。
設定があらかじめしっかり深堀りされていて、その上で小出しにしている?
それぞれにスポットライトが当たるタイミングや絡め方が上手いなぁと後になってから気づかされたりします。
推しと言えるのは大和、千、楽、龍之介。
それと、FF14プレイヤーだったので、Re:valeの中の人たちがエモすぎた。笑
アイドル以外のサブキャラにしても、誰一人として取りこぼしのないストーリーの丁寧な作り方をしているように思います。

しかし、アイナナに時間を割くことが難しくなったため、2023年1月にアイナナから一旦離れます。
虎於の誕生日どころかAPOŹ(ŹOOĻの初単独ライブ)にも参加できず、「円盤だけは絶対に買う!」と決めて泣く泣く離れました。

出戻りのきっかけは、時間に余裕ができた頃に上映が始まったムビナナでした。
前売りのムビチケを先行発売で買ってたんですよね…
届いて「あーそういえばそうだった」とあまり乗り気ではなかったのですが、捨てることもできず観に行くことに。
観てわかった、やっぱりアイナナが好きで、ŹOOĻが大好きなのだと。

あらかじめセットリストと予告動画は見ることができたのですが、どちらにするかとっっっても迷いました。
好きになるきっかけとなった「ZONE OF~」があるなら、と決めてDAY1へ。
観たら、DAY2も観なくちゃ無理!!となって、次の週にDAY2を。
周りに人がいると100%では楽しめない人間なので、通常上映と応援上映を選べたのはとてもありがたかった~!
ただ、田舎ゆえに2周目を観ようとした頃には上映回数激減&応援上映のみになってしまい、リピートはかないませんでした…

来場特典は和泉兄弟でした。ふたりで来てくれて嬉しい!

アプリを再開してみたら、メインシナリオ6部が進んでいました。
6部での虎於に共感しまくって泣きましたw
めっちゃいい子じゃん虎於…CV近藤隆は隠れいい子が多すぎか???
あんなの見せられたら、もうやめられるわけがないんですよ…
御堂虎於、恐ろしい男。

約束のAPOŹ円盤は、今しっかりと手元にあります。
BEYOND THE PERiODと一緒に。

B-T以外のライブ映像を買う日が来るなんて…

もうすぐ推しの誕生日

そして好きになって初めての、御堂虎於の誕生日があと1週間後になりました!
どんな曲で、衣装なんだろう。巳波のプロデュース、どう攻めて来るのかなぁ。めちゃくちゃ楽しみです。
年末あたりからのんびりコツコツ貯めてきたこの石で、虎於を引き当てることはできるのか…!?

最後に

note上のアイナナマネージャーさんたちに、ありがとうを。
マネージャーさんたちみなさん本当に愛が深くて、全部に頷きまくりました。
好きになるきっかけって本当にさまざまあるのだな、と思いました。
そしてそれが、たくさんあるきっかけのひとつとして、私も書き残そうと決意する原動力になりました。
これを読んで、少しでもアイナナに興味を持ってもらえたら嬉しいです。


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