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解せぬ

人は何にでも成れるし、やる気さえあればなんでも出来る。


自分のここまでの人生を振り替えってつくづくそう思います。


しかし、解せぬ事が蓄積すると途端に気力がなくなって

もう辞めた。

となります。


だって筋が通ってないから。

筋の通し方や筋とは、という概念からして皆個人個人見解が違っているんだとは思います。

というかそもそも

筋とはなんぞや~?

っていう輩がウジャウジャ居すぎてなんて言うのか、肩透かしを食らってばかりなところもあります。

そうこういう私も不義理を一度もせず生きてきているわけでは勿論ないです。

そういう自分も居て、だけどその事に真摯に向き合ったか否か、相手の方へ誠意は見せたか、自問自答して反省しつつ今日に至ります。


ショボいやつが多すぎる。

上に立つ奴の視野が狭い、度量もない、自分に甘くて他人に厳しい、ちっせぇなっていう奴がのさばってる印象です。

私はすごく不器用です。

なので新しいことをやる時は物凄く緊張して、考えて、段取りをして、いろんなパターンをイメトレしていないとすぐに挫けます。

それに他の人の助けも借りないと私一人ではどんな物事も遂行できないタイプの人間です。


そしてそれを複数回繰り返さないと完璧にミスなくこなすことは不可能なのです。


ですが昨今の日本の社会は

適切に教えてもいないのに

一度の失敗で鬼の首を取ったかのように失敗をあげつらう

のだなーと感じています。

ましてや働きぶりを実際見てもいないのに。

そして他者と比べて平然と出来が悪いかのような比喩を口に出す


なんなんでしょうかね。

こんなもんをまともに受けていたらそりゃ鬱に成るわなって最近思います。

よく芸能人の方が

一つの侮辱でどれだけの称賛も書き消されてしまう。しかもそれは永遠に消えることはない。

と仰っていますがその気持ちがとてもわかります。

出来てないことばかり言われて、出来ていることには触れられない。

空しいですね、まあそんなもんでしょうか。

言われたくなければ完璧に遂行すれば良いだけの話でしょ。

私もそう思いますが、それぞれ得手不得手がありますし、状況や環境、これまでの道程等もありますから押し並べて一括りにできないのでは?

と思っています。


とどのつまり、

創造力と他人を思いやるゆとりや優しさのない社会では、

私は勤めたくないなと実感しています。


そんな最中に、まるで対極、

プレゼントのような大変有りがたい言葉を頂きました。

本人からではなく、良くしてくださる方が取り持ってお話をしてくださったのですが事の真意が分からず混乱している私でしたので、

なんで私なんでしょうか?とお聞きしました。

『あなただから声をかけたよ』


こんな時代に、胸を熱くするような台詞を言ってもらえるなんてやってきたことが間違いではなかったかなと涙が3日ほど止まりませんでした。

人の器の大きさや思慮深さというのが顕著に現れるのが

選択する言葉だと思っています。


どんな人間でも、熱い言葉を自分に向けて下さったら胸が震えますよ。

そういった経験をする機会が殆ど無い方が多いと思いますけども。


なので私はそれらを沢山受け取ってきたので提供する人でありたい。

されて嬉しかったこと、

まったく別のところの人々に届けたい。

そしてみんな人生や人は悪くないなって毎日生きていてほしい。

大それたことなんかしなくていい。

適当に生きて、適当に笑って、

まぁ今日もいい日だったなー

そう思えたらいい。


コクーン歌舞伎を観てきました。

大好きな粋で格好いい人と人との繋がり。

正しく忠義と義理の迸り。


登場人物が侠客なのもありますが、

人としての大切なものが沢山散らばっています。

人の縁の深さは付き合った日数だけではないよ。

共鳴してお互い引き合うものがあればすぐに兄弟分、大切なものになれる。今の時代でもね。


余談ですが、私は歌舞伎の女形BEST3の中にランクインする役が夏祭の

お辰なのです。


身なりの出立ち、所作、セリフどれをとっても逸品なのですがセリフを聞いていて自分と同じことを言われていて親近感を抱きました。


どんなセリフかと言いますと

なんと見上げた心意気、女に産まれたのが悔やまれる。

さてはモノを腹の中に忘れてきたな。


というようなセリフです。

男だったらねぇ、

幾度となく言われてきたし、男前だとも言われ続ける日々ですのでお辰ちゃんと同じだと思うと嬉しいですね(笑)

私より男気がある人がいい


私の望む人なのですがそれを発した瞬間、

聞く人々は口を揃えて

それは中々居ないのでは‥

もう慣れた問答です(笑)


私の徳兵衛はんは、どこぞに~!


己の物語をどんどん書き記して生きましょう。



 


個性があって素晴らしい、自分で誉められない人が日本人には数多くいます。それとと同時に自分の不快な気持ちも閉じ込めてしまう傾向も多く感じます。 私があなたの肯定感を高めるお手伝い、心の声を発掘するお手伝いをしたいと思います!!