浅田次郎先生のエッセイに江戸時代、大名が将軍様に謁見する際はひれ伏したままで、顔を見ることは稀であったと書かれていた。耳も遠くなった実父の楽しみはテレビで大谷サンと時代劇を見ること。光圀や暴れん坊で「われの顔を忘れたか」のやり取り。悪代官が将軍の顔を知らないのは当たり前なのだった

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?