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サトクダマキモドキ?-Holochlora japonica

渋谷の後に訪れた明治神宮で発見したサトクダマキモドキ
正直、バッタの仲間には詳しくないので、グーグルレンズから出てきたサトクダマキモドキだろうとそれと近縁種について調べたけど、近縁でなくとも似た種類はいるかも…

サトクダマキモドキは樹上性のバッタで鳴き声も小さくあまり知られていないものの、樹木が残る環境がある程度残っていれば都心部でもその中で生き抜ける適応力を持っている。
彼らは、サクラやアカメガシワなどの樹木の葉っぱを食べ、オスが鳴くとメスがそれに答えて鳴く変わった習性を持つ。樹上という行動が制限される場所では、メス側も鳴くことでオスを誘導する必要があるのだろうか?

クダマキモドキの見分け方
まず、クダマキモドキとそれ以外の見分け方があり、それは背中に茶色い部分がないかどうかである。クツワムシのように背中の上端が茶色くなっているバッタは多く、クダマキモドキのような全身緑色のバッタは彼らのグループにしかいなかったりする。
そしてクダマキモドキ同士の見分け方だが、幸い今回の個体はメスなので産卵管を見れば一発でわかる。

画質は悪いが産卵管が完璧に映っているので、
記録としては他の二枚よりも価値がある。

産卵管が根元まで黄色なのでサトクダマキモドキだ。

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