電験絶対とりたいっ!そにょ1 R4上期に感じた違和感

去年、見事に機械だけとれなかった電験のリベンジですが、今年の試験でたぶんみんな感じた違和感(個人的には吉と出ましたが苦しかった方も多いと思います)を書いてみました。併せて、下期がまだなのでまだ何とも言えませんが今後どうなるかの予想をちょっとしてみます。
そもそも合格点55点で合格率8%という鬼のように難しい回だったのですが、何となく特徴も見えるのかなという部分と対策をつらつら書いてみました。

四機について

計算が減って、難しめの論説が増えた感じでした。計算は難易度別に並んでる、論説は今回かなり厄介でした。あとちょっと気になったのが「完全マスター」と「Newこれだけ」に書いていて某書籍に書いていない記述を聞いてきてたのがちょっと気になります。(ワードレオナード方式とか)
というか短絡比は改めて復習シナキャ。

電動機応用・電気化学

それなりに電動機応用や電気化学の原理がわかっていないと解けないので厄介だったと思います。電気化学は某企画で的中おっけー!NAS電池は全くノーマークじゃダメかなと思って対策(完全マスターにはのってた)。原理考えたらナトリウムはイオン化傾向大⇒電子放出だから負極。これで4か5に絞れるのと温度がヒントだけど難しいです。電験アナリティクス(カフェジカ)では正解率が最も低い脚が正解という鬼畜ぶり。

情報通信・電子機器・パワエレ・制御・熱

今回ガッツリ聞いてこられて面食らったものですが、情報通信や電子機器は落ち着いて考えればという感じですね。B問題がこれまた「完全マスター」と「Newこれだけ」に書いていて某書籍に書いていない記述です。
半加算器は完全マスターにまるっぽ乗ってたしA、B、S1、C1って書いた時点でばれてるよぉ

まとめ

ちょっと怖いのは、電験の意義がなくなるとかじゃなくて電験三種は電気がチョットワカル能力の証明としての価値が高まってくることですね。特に石油がなくなって、でも今の便利な生活を保つには再生可能エネルギーと原発に頼るしかない。となると電気が決定的に大事です。
電験の書籍コーナー、割と最近見に行ったのですが(令和4年9月)大型書店で「完全マスター」「Newこれだけ」とアカデミア本が平積みor一番取りやすくなってました。傾向変わった(大型書店は易化と読んでいない)という恐怖も感じました。(某人気書籍に対する対策したのかという穿った見方)
新時代の電気主任技術者に対しては三種で機械や法規はシビアに聞く、理論や電力については二種でガッツリやっちゃる方向でいかれるのはちょっと怖いです。なので、易化や試験機会増加に期待せずおべんつよ頑張ってください!おべんつよがんばったみなさんが受かってる未来しか見えません!

対策

①おべんつよの書籍はぜひ書店(ネット通販可)で新品を用意しましょう。気迫が違います。
②知識面は、とにかくいろいろ頭に押し込んでおくと役立つのでいっぱい押し込んでおく。特に法規の直近10年改正箇所や最近のはやりについては、監督官庁HP、雑誌やインターネットのニュースなどで親しんでおく。
電験アカデミア本は読み物やはやりの把握、深い理解がいる場所の理解に役立つので買いましょう!受かってからも使います。
④Newこれだけや完全マスターといったやや難しめの本も辞書替わりでいいので持っておく。受かってからも使います。
⑤できるなら、本を調べながらでいいので論説対策で二種一次の問題を解いてみる、機械に関しては二種二次を解く。(ただし、あんまり張り切ると複雑骨折するので慎重に…)

書籍リンク

[1] 電験カフェへようこそ 電験三種のギモン・お悩み解決します
[2] 電験3種Newこれだけシリーズ これだけ機械
[3] 完全マスター電験三種受験テキスト 機械(改訂3版)

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