子宮頸がんを宣告された日のこと。そして誓い。
2020年8月25日、私は子宮頸癌であるとの診断を受けました。
何年も通っていた婦人科クリニックで子宮口に腫瘍が見つかり、すぐに大病院に行ってくださいと紹介され、翌日に診察。そちらでは、子宮筋腫分娩（子宮筋腫の一種）のようだと診断されていました。病理検査とMRIの結果をみてから、筋腫を取る手術の日程を決めましょうということで、１週間後に病院に行ったら、筋腫のように見えていたものは扁平上皮癌（子宮頸がん）だったと、宣告を受けました。
全く予想していなかったので、はじめ、何が起こっているのか全く理解ができませんでした。頭が真っ白。
その状態で、医師の話は続きます。私の進行具合だと基本的にはもう子宮を全摘出するしか方法がないけれど、別の病院に子宮温存手術を専門にしている医師がいるから、とにかく行ってみてください、と。
子宮筋腫だと思っていたのに、突然のがん宣告。
しかも子宮全摘出なんて。。。
通常は２年に１回の受診が推奨されている子宮頸がん検診も、私は毎年必ず受けていたし、その後だって数ヶ月ごとに婦人科で検診（内診や超音波検査）してもらっていたのに。。。
嘘だと、悪夢だと思いたい。
でも今この瞬間ももしかしたらどんどん進行して行っているのかもしれない。
私は３４歳。既婚ですが、まだ子供を産んでいません。
子宮摘出しちゃうと、子供ができなくなるよ・・・と思うと、悲しくて悲しくて不安でとにかくとっても恐ろしくて。
宣告された日、とにかく不安と恐怖で押し潰されそうで、ずっとずっと泣いていました。
ネットで検索したら、どのサイトでも「私のステージ（Ib1）だと基本的には全摘出。温存手術も存在するけれど、全摘出と同じ開腹手術をしながら、お腹を開けてみて様子をみて、また術中に検査をしながら、できそうなら温存手術をする。できなければ全摘出に切り替える」「全摘出でも温存手術でも後遺症が残る可能性が高い（特に温存手術は）」との情報が溢れていて、さらに怖くなって。また泣いて。
泣き疲れた頭で、代替医療のお仕事をしているお友達に連絡をしました。じっくりと話を聞いてくれた後、彼女は「amaanaちゃん、まずは通常の医療で進みたいのか、代替医療で進みたいのか、それを決めよう。通常の医療で進んでももちろんいいし、代替医療で進むこともできる。代替医療で似たような症例を克服した人もたくさんいるし、そちらで進みたいならもちろん力になる。けれど、保険適応ではないからお金はかかるし、時間もかかるかもしれない。周りから、応援してもらえなくて心が折れてしまう人もいる。まずは何を選択したいか、それを考えてみてね」と言ってくれました。
そのおかげで、少しずつ冷静さを取り戻しました。
私はどう生きたいの？
本当に選びたいのは何？
答えはとってもシンプルで、「私は子宮を残したい」「夫の子供を産みたい」。
子宮を摘出するのは、最終手段として覚悟を決めて。（もちろん、定期的に検診を受け医師に状況を確認してもらいながら）。
それまでにできること、いっぱいあります。
まずは生活大改善。自分大変革。
そして代替医療での治療。
自分の体の持つ治癒力を信じ、明るい未来を信じて、１００パーセント病気を受け止め進んでいくことに決めました。
「子宮を残し、完治する」その一択で進むことに決めました。
そして、これからの自分の一生を、同じように子宮癌で苦しむ方々やそのご家族のために捧げると決めました。
そのためには、とにかく自分が良くなって証明になること。
幸いなことに、私には代替医療のプロの友人が周りにいてくださってたくさんの助言をくださるし、そして何より夫が私のことを側で支えて応援してくれています。
そして私は日本語だけでなく英語でも情報収集できます。
ただ代替医療は保険適用でないので、かなり高額になってしまうことは確かです。
私は１年半前に起業したばかりで、からっけつどころか、マイナスの状態。
夫には起業してからずっと負担をかけ続けていて。それでも、借金してでも私の健康な人生を守る、言ってくれて。
そしてFBにこの記事をまず友人のみ公開したところ、諸々の事情を理解する多くの友人達が世界中から続々と寄付を名乗り出てくれて。
みんなの気持ちが、本当に本当に嬉しかった。本当に嬉しくて、声を出して泣いた。
告知から5日目、もうすでにいくつかの治療を受けています。
毎日、周りの全ての人に、感謝しきれないぐらい、感謝しながら、全身全霊で取り組んでいます。
今後の投稿で、私がどんな治療を受けているか、毎日の体調も含め、なるべく具体的に記録・公開していきますが、今私は絶対乗り越えられる、完治する気しかしていません！
みなさま、どうぞ見守っていてくださいね！
そしてこれからの記録が、少しでも多くの方の参考になることを祈っています。
絶対明るい未来を手に入れるぞ～！