見出し画像

バンドマン嫌いの私が婚活で出会ったベーシストと結婚した話2~初めてのライブ参戦編~


こんにちは。

今回は、ずっと避けてきた
旦那のライブを見に行った時の
感想を書いていきたいと思います。

※本音婚活レポの続きです
 旦那相手ですがめちゃくちゃ口が悪いです
 当時感じたことをそのまま本音で書きます
 バンドマンに対しての偏見がすごいです
 長文駄文で愚痴たくさん
 そういうのはちょっと苦手だなという方は
 このままブラウザバックしてください

【登場人物】
・ゆうひ(私)
 夢女子であり腐女子。当時24歳。
 その辺にいるOL。元体育会系の脳筋。
・M君
 趣味でベースを弾いてる。当時28歳。
 本職はプログラマー。天然で真面目。
【出会い】
 池袋の婚活パーティーで意気投合。
 数回のデートを重ねてお付き合い開始。



1)久々のデート

M君と付き合い始めて数か月。
仕事が忙しく中々会えない日が続いてた中
M君より「俺が出るライブ見に来る?」
とお誘いを受けました。

私はバンドやライブが嫌いなので
お誘いを受けては軽くお断りするという
攻防戦を何度も繰り広げてきましたが
今回は月に1度も会えてなかった為
すごく断りにくい・・・!

めちゃくちゃ悩んだ結果、
一回ぐらいは見に行ってみようと
初めてライブに行くことにしました。

この頃のM君は
私がここまでバンドマンを嫌ってるとは
思ってもいないので、
こっちの気も知らずに
「楽しみだね!」
とわくわく。
親が見に来てくれるのを楽しみにしてる
何かの発表会に出る予定の小学生かな?

ライブハウスに行くこと自体初めてなので
ライブハウス特有のルールがあるのかとか
適した服装とか
彼氏のバンドを見に行った彼女のブログを
片っ端から漁ったところ、
「曲中に自分の名前を呼ばれた」
「私の為にオリジナル曲を作ったらしい」
「今日は大切な人がきていますと言われた」
って記事が多数出てくるもんだから
サブイボが止まらなかったです。

私がバンドマンが嫌いな理由は
上記に挙げたような
自分に酔ってる自己満ナルシスト演出が
生理的に無理だからなんですね。

勿論ナルシストバンドマンの方が
希少種なのは十分承知なのですが
ネットで検索して出てくる
バンドマン彼氏の特徴が
ナルシスト系ばっかなのが
原因だと思うんですよ。
(責任転換)
普通のバンドマン彼氏の記事
一件も見たことない。


偏見と性格が歪んだ私からみたら
彼女に曲をプレゼントしよう
イコール
彼女の為に一曲作った俺かっこいい
イコール
自己中
って思うし。

あと誕生日とかで
曲プレゼントしてくる男は
失恋したらそれも曲にするって
某スレで言ってた。

「君が好きだったレモンの香り」
とか
「もうあの時のぬくもりがない」
とか、くそ匂わせ歌詞が入ってる曲
作るのほんとやめて。
別れても曲のネタにされるとか
本当に無理。

こんなにボロクソ書いてしまって
無関係の普通のバンドマンの方々には
大変申し訳ないんですけど、
それぐらい生理的に無理なんです。

だから今回ライブを見に行くのは
私の中ではかなり奇跡でした。
いやだって絶対行きたくねぇもん。
お願いだから普通のライブで
ありますようにと思いながら
当日を迎えました。



2)ライブ当日

当日は、方向音痴の私が
初めての場所に一人で無事辿り着けるか
というミッションから始まりました。

今回は遅刻厳禁なので尚更緊張した。

ライブハウスに20分前には
到着する様に設定していたにも関わらず
開始3分前に現場に到着。
これが方向音痴。まじで焦った。

ライブハウスの立て看板の横に
地下へ続く階段を発見。
薄暗いライトに照らされてたのもあり
なんかサイコホラーみたいというのが
最初の印象。

重い扉を開けると入口にバーが。
そこの店員さんが
コミュ障なのか知らんけど
愛想悪いのなんの


いらっしゃいませも
こんばんはもなく棒立ちの店員。
えっこの人いる意味ある?
どこのライブハウスも
こんな感じなんですかね??

「すみません、初めて来たんですけど」
とこちらから話しかけて
ライブハウスの説明を聞く始末。
店員仕事しろよまじで。

ワンドリンク制で
飲み物頼んだら奥にある会場で
空いてあるイスに適当に
座っていいとのこと。

まじでこの店員接客向いてないし
客の指示通りに動くだけが仕事なら
ロボットでもできるんだわ、
と少しだけイライラしました。

絶対この店員のせいで
初めてくる人から見た印象悪い。

適当に飲み物を頼み
端っこの空いてるイスに着席。
小学校の化学室とかにあるような
背もたれのないイスで
ババアの私にはまぁまぁしんどい。
腹筋と背筋が鍛えられますね。

M君はもうステージで準備してました。
(本番数分前なので当然ですね・・・)
私の姿を見つけ次第ちょっとだけ
手振られたので
いやもうそういうのも無理と思いながら
私は真顔で小さめに手を振りました。
私のことはいいから
ライブに集中してくれ。

そんなこんなで演奏開始。
M君のバンドのオリジナル曲を
何曲か披露してたのですが
M君が演奏中近くの機材に
ガンッとぶつかったのを見て
大丈夫かしら?と心配に。

距離感の掴めなさから伝わる
運動神経の無さというか、
リズムの取り方も含めて
多分この人スポーツ苦手だろうなって
いうのがひしひしと伝わって、
とにかく頑張って!って気持ちで
眺めてました。

彼氏の演奏聴きにきたんだよな私?
子を心配そうに見守る親の気持ちって
こんな感じなのかな??



3)ライブ後と後日談

ライブ後、M君が
私の席まできて
「どうだった?」
と感想を求めてきまして、
親の気持ちになった
なんて本音は言えないので
「とてもかっこよかったよ!」
とベストアンサーしておきました。

これやっぱり
親が子に接する態度と一緒だよな。
内心は
M君頑張ったね~よしよしよしよし
って感じ。

M君のバンドの人達にご挨拶をして
この後打ち上げがあるみたいだったので
私はさっさと帰宅。

ライブハウスから出る時、
例の店員がお客さんと
普通に笑い話をしてて
いやお前普通に話せんじゃねーかよ!
本当に印象悪いなこいつ!!
って思いました。

 ※追記
 M君に聞いたら
 大体ライブハウスの店員さんは
 バンドマンがバイトしてること多いよ
 とのこと。
 これだから以下略

もう金輪際ライブハウスに
行くことはないなと思いましたね。
やっぱりライブ無理ー!

実はこの数か月後に
M君が所属していたバンドが
解散しまして。
各々の理由で脱退が相次ぎ
M君曰く
「音楽の方向性の違い」
って言ってたのが
めちゃくちゃ笑いました(笑)

芸能界で頑張ってる
プロのアーティスト界隈でしか
その理由聞いたことねーよ。

ライブハウスはもう勘弁ですが、
M君が今でもたまに家で
ベースをベンベン弾いてるのは
別になんとも思わないので
以前と比べてちょっとは偏見が
無くなった気がしますね。
楽しそうにやってるなーぐらい。

私が以前したリクエスト曲、
「打打打打打打打打打打」
を演奏してくれるのを
楽しみにしてるのですが
いつになるんでしょうか。

また気が向いたら続きを更新します。
それでは!