自分を責めずただ嵐が過ぎ去るのを待つ
元気なときに、私の仕事っぷりを見た人は、いつも、あのペースで、がんがん、何でもやってのけると思うようだ。
そう。
私はとてつもないスピードで、ひとの3倍速くらいのスピードで、仕事を終わらせる、ようだ。
今までの人生で、たくさんのひとに言われてきた。
しかし、身体や心の調子が良くないと、ゼーロー。
本当に一歩も進むことができない、どころか、マイナスへマイナスへと落ちていくということをひたすら繰り返してきた。
しかし、どうだろう。
金曜朝、気圧が低かった。
気圧の低さや変化に弱い方たちが、頭痛がするー苦しいーと悲鳴をあげていた。
私は眠っていた。ひたすら、眠っていた。
気圧がやや落ち着いたところで、起き上が、ろうとすると今度は腰、よりもだいぶ下、の尾骨に、違和感。
起き上がれなかった。
な、ん、な、ん、だ。
経験のない、痛み。横になると、全く痛まない。けれど、起き上がると強烈に痛い。
素直に横になる。
本を読み、録画していたものを見た。
ずっとソファーに横になって。
夜が来ても、前日がカレーでよかった、と思いながら、息子たちはみんな、2日目のカレーをパクパク食べていた。
自分を特に責めることはなかった。
怠け者っぽいなーとは、思ったけれど、仕事も休んでしまったけれど、まぁ、仕方ないな。
以前なら、山ほど自分を責めて、情けない気持ちになっていた。
いつもの足の痛みは、ゴリゴリさすったり、お風呂に入っては出てまたマッサージしたり、と、ひたすら痛いのが止まらないんだけれど、この尾骨の痛みは、横になってればいい、という最高に好都合な痛みだ。
土曜日も、整形外科を受診して、理由や対処を確認する以外、横になって、本を読んで、テレビを見て、スマホをいじって過ごした。
嵐は過ぎ去って、心も体もラクになった日曜日。
お天気も最高。
ゆるゆるとお散歩をして
午後は無事に仕事に行けた。
まずまず。
まずまず。
悪くない。
低調気味の過ごし方、やっと身についてきた。
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