一日中一緒にいても
一日中一緒にいると、たくさんの時間を共有しているかのような気になってしまう。
昨夜息子とお話をしていると、本当に忙しそうだね。大変そうだね。大丈夫?といった声をかけられた。
仕事と休みの区切りがまるでないので、昨日は土曜日だけれど、確かにフルで頭を回転させていた。体はお家にいたけれど、今やろうとしている医療のことを考え続け、お預かりしているお子さんのことでやり取りをし、新しく届いたたまごの注文のことで、ずっと連絡を取り合っていた。
3月はそうでもなかったけれどね。4月からママは忙しそうだね。
と言われて、驚いた。スイッチの切り替わりも、見て気付いているのか!
一日中一緒にいるから、むしろヒマだと思われていると思っていた。そして、自分では、ずっと在宅だし、実際、普段よりヒマだと思っていた。
仕事が大変そうだと思われていたなんて、想像もしていなかった。
話を聴けていなかったかな。
顔見て話せていなかったかな。
つい、一番上の高1に合わせてしまうようなところがあって、でも、そのたびに、三男は、ちゃんと、こうして、口にしてくれるので、私はハッとすることができる。
今日は、日曜日。
頭は少し、休ませよう。
今までの毎日に「息子と作るアップルパイ」なんて文字はなかったのよ。やっぱり余裕のある日々だと思うのです。
だから、今よりほんの少し「せっかく一緒にいること」を意識して、過ごします。
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