動きから、うねりへ。

画像1

解体工事が始まり、始まったね、と声をかけられることが増えた。ありがたいことに、このnoteやSNSのことにも触れて頂く機会も増えて、改めて気にかけて頂いている方の多さに驚くし、自分たちの責任の重さも感じる。

少し時間があるときに過去の3年前、5年前の資料を読み返してみると、相も変わらず、暑苦しい議論をしていたなぁと思い返す。そして、ホテル職員、観光協会、バス会社、役場職員、いろんな立場のひとが混ざっていろんな宿へ見に行ったり、旅行に行ったなぁ。久々に工事が休みの日曜日、静まり返った館内でそんなプロセスをしみじみと思いだしていた。

視察先の1つであった湯原温泉の八景では、尊敬している女将さんから「1つのホテルに、こんなにもたくさんの地域のひとが一緒に考えている、ってこと自体が素晴らしいことだと思うよ」という一言は今でも覚えている。そういった意味では、今は心配や不安も含めてだとしても、本当に海士町だけに留まらず、全国にいる海士町のいわゆる関係人口の方が、見守ってくださっていることを感じる。

こうして1つのプロジェクトが動き、そこに人が交わり、集まる。こんな機会を、こんな日々を大切にしていきたいし、その先にある新しいプロジェクトが、また新しい動きを創り出していくのだと思う。

これまた尊敬している海士町の経営者の先輩が、「海士町のアイデンティティは入船、出船だ」と言ったことがあったことを思い出した。

写真:太田章彦

離島、海士町、観光業、ホテルで働いてみたい、という方募集中です!お気軽にコメントでもメッセージでもご連絡ください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?