OpenAIのエンジニアリングマネージャーのインタビュー記事を読んで考えたこと 3 返金可 天野 祐介 (ama_ch) 2023年11月19日 11:47 ¥250 こんにちは。天野です。先週こちらの記事が話題になっていたので読んでみました。 Inside OpenAI: How does ChatGPT Ship So Quickly? Since it arrived a year ago, ChatGPT has been shipping at bre newsletter.pragmaticengineer.com エンジニアリングマネージャーの Evan Morikawa 氏が、OpenAIの組織や開発の進め方について詳しく語っています。こちらの記事の前半部分(たぶん無料で読める範囲)を平鍋さんがまとめてくれた記事もありました。 OpenAI のエンジニアリングチーム(サービス開発)のやり方 - Qiita この記事は何?11/15 に公開された OpenAI のEvan Morikawa へのインタビュー記事をざっくりまとめま qiita.com CEO退任など目まぐるしく状況が変化しているOpenAIですが、こちらのインタビュー記事を読んでの感想をまとめます。読書メモこちらはDeepLで翻訳しつつ読みながら取ったメモです。1. Introduction- OpenAIのプロダクト開発・デザイン組織は "Applied" と呼ばれる- OpenAIは2015年に設立され、Appliedチームは2020年の夏に始まった- Appliedチームは当初6人ほどで構成され、2年半で150人規模になった- 全体150名の内訳は130名がエンジニア、残り20名はPMとデザイナー2. Operating like a small, independent startup- Appliedチームは2022年まで30人のエンジニアで同じコードベースを触っていた- エンジニアは一つの統合されたチームだった- ChatGPTと共にやり方ががらっと変わった- 数人のエンジニア・デザイナー・研究者・OpenAIのco-founderが一室を占拠しプロダクトアイデアを急速に反復し始めた- この新チームにまっさらなコードレポジトリとクラスタを与えた- 小さなChatGPTサブチームでの目標は、初期段階のスタートアップがプロダクト・マーケット・フィット(PMF)に向けて反復しているような雰囲気を作り出すことだった- チームのメンバー全員が現場にいて、座席の配置を変えて、お互いを隣り合わせにした- チームが大きくなるにつれ、このパターンをさらに体系化した- この "フラクタル・スタートアップ" のアプローチは、どのような新しい製品カテゴリーにとっても良いモデルだと感じている3. Tight integration with Research- ほとんどの伝統的なハイテク企業ではEPD(エンジニアリング・プロダクト・デザイン)と呼ばれる3つの組織がある- リサーチがプロダクトチームに統合されることが非常に重要- これをDERP(デザイン・エンジニアリング・リサーチ・プロダクト)と呼んでいる- OpenAIではプロダクトの機能要求が研究テーマになることが多い- OpenAIの研究組織とApplied組織は別の部門になっている- 研究部門で実験のみ行い、プロダクト部門が製品化することを「壁越しに投げる」文化は避けたかった- それを防ぐために、プロダクトチームはエンジニア・デザイナー・プロダクトマネージャー・研究者が一緒に働いている- 研究部門との密接な統合がアイデアを素早く出荷する理由- さらに、研究と開発の両方で頻繁なプロトタイピング文化があり、多くのプロトタイプはプロダクト化された ダウンロード copy ここから先は 3,234字 この記事のみ ¥ 250 購入手続きへ メンバーシップ ¥ 500~ /月 スクラムマスターとして、良いプロダクト・チーム・組織を作るために日々考えたことを書き留めます。 このメンバーシップの詳細 スタンダードプラン ¥500 / 月 初月無料 個人向けのプランです。メンバーシップ内の全記事をお読みいただけます。 メンバー限定の会員証が発行されます 活動期間に応じたバッジを表示 メンバー限定掲示板を閲覧できます メンバー特典マガジンを閲覧できます 法人プラン ¥5,000 / 月 法人向けのプランです。こちらのプランのユーザーはメンバーシップ内の記事を社内共有・引用可能です。専用プライベートチャンネルで相談することもできます。 法人ごとの専用プライベートチャンネルで相談できます メンバー限定の会員証が発行されます 活動期間に応じたバッジを表示 メンバー限定掲示板を閲覧できます メンバー特典マガジンを閲覧できます ログイン #チーム #OpenAI #開発組織 3 ありがとうございます。書籍代に使ったり、僕の周りの人が少し幸せになる使い道を考えたいと思います。 サポート