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映画『Gメン』金髪リーゼントの八神紅一はめちゃくちゃゆるくて、めちゃくちゃ格好良くてまるで田中圭のようでした

『Gメン』本予告


こんな清々しく楽しい作品は久々だ。

私もすっかり大人だし、ヤンキー映画?
喧嘩上等?
楽しめるかしら?
なんて不安はすでに予告で払拭されていたのだが、想像以上に面白かった。

笑い、キュン、アクション、エロ、友情。
色んな要素がバランスよく散りばめられていて見終わった後はスポーツで汗をかいたような超気持ちいい気分になる。

ストーリーとしては王道だけれど一人一人キャラを立たす事でこんなに愛おしい作品になるのだな…と唸る程にキャストみんなが素晴らしい。

主演の岸くんは熱くて真っ直ぐでピュアで愛される勝太そのまんまだし。

レイナ役の恒松祐里ちゃんの不器用な恋は可愛すぎてニヤニヤしちゃうし。

チーコ役の小野花梨ちゃんのぶっ飛びぶり。
あんな台詞もこんな台詞も可愛いお顔と可愛い声で緩和されて最高に心地いい。

そして吉岡里帆ちゃん最高すぎる!
ドスの効いた吉岡里帆の破壊力!
あなたのシーンで1番笑いました。
ありがとう。

瀬名くんの天然ぶりも最高で、宙を見ているようなあの美しき虚な目のおかしさったら…
そして竜星涼の脚の長さ。
3D映画なら脚がコチラへ伸びてくるのでは?
と思うほどに瀬名くんが蹴るたびに「脚なっが!」と目を疑いました。

そしてなんと言ってもこの映画の裏立役者は、矢本悠馬くんが演じた肝田でしょう。
細かいボケが散りばめられるこの映画。
肝田の突っ込みはもの凄い良い働きをしていたと思う。
私は密かに『肝田ストップ』と名づけているのだが、肝田の突っ込みの的確さと心地良さ。
そのおかげで随所に現れるボケに引きずられる事もなく、一旦脳内がリセットされストーリーにのめり込んで行ける。
そんな素晴らしい役割でした。
いやまだ朝や!!が大好きでしたありがとう。

あぁ…語りたい人が多すぎるけれどもそろそろ先に進めたい。

屋上にいるあの先輩達、良かったよね。

冒頭の後ろ姿からめちゃくちゃ格好いい。
リーゼント×短髪という二人のコンビネーションも良いよね。



あんな先輩がいたらそれこそ親衛隊を作りたいほどにめちゃくちゃ絵になる2人。

屋上での喧嘩?練習?腕試し?
あのシーン凄く好き。

互角の勝負をして笑い合う2人がとても楽しそうで美しくて。
爽やかなスポーツを観ているよう。

先輩を立てているようで手のひらで転がしているような伊達さんと
伊達ちゃんのこと傷つける奴なら許せないなんてサラリと言っちゃう格好いいけどすぐムキになっちゃう可愛い八神さん。

過去の事件のあと2人はあの屋上でどのように過ごしてきたのか。

過去の事件の真相は?

原作を読んでいない私だから何もわからないけれど、2人のGメンの物語を見てみたい。

過去の病室のシーンだけでももの凄い引き込まれたし、2人のエピソードで映画一本撮れますよねきっと。

さてここからは八神先輩寄りの感想を。


田中圭の金髪リーゼント。
想像以上に素敵だった。

ヤンキーもので金髪リーゼントなのにめちゃくちゃ清潔感があるの何でだろう。

気持ち悪い表現をさせていただくと、なんかいい匂いがするのは私だけだろうか。

金髪リーゼントなのに石鹸のような赤ちゃんのような、そんな匂いがしそうなのはなんでだろう。

このシーンとかほんといい匂い


屋上の焼きそばパンのくだりから私の心はもう八神紅一に釘付けでした。

めっちゃモグモグしてるのに食べたの覚えてないし、腹にたまるタイプってなんなん?
そんでもってめっちゃ可愛く食べちゃえ♡って…もうこの時点でお手上げです。

車の運転は下手の域を超えていてめっちゃぶつけたのにとんでもない爽やかな笑顔で車から降りてくるし。

Gメンで盛り上がる後輩たちの会話をめちゃくちゃ嬉しそうに聞いてるし。

頼りにならなさそうなんて言われちゃう壁のなさ。

なんで自転車乗ったん?っていうほどヨロヨロだし、すぐキレるし。

色んなところがユルユルなのに、人のことをちゃんと見ていていざとなったら手を差し伸べるところ。

手を出しすぎず自分の力で闘わすところ。

メチャクチャ格好いいじゃないですか。

先輩といる時の後輩感も凄く好き。


八神紅一は何となく田中圭とも通ずるところがあるような気がする。

普段はユルユルに見える時もあるけれど、周りをしっかり見て、相手を伸ばす能力があって、後輩からも先輩方からも愛される。

八神先輩の魅力を羅列すると完全に田中圭が完成する。

きっと圭さんの事大好きな瑠東監督からの愛あるオファーだよね。

素敵な田中圭を見させてくれて感謝だよ。

瑠東監督の田中圭愛はこちら

僕は本当に彼のことを愛してるし、好きだし……友人としても好きです。


体育館裏のシーンは岸くんと圭さんの関係性が垣間見えてグッときた。
先輩のアドバイスを受け止めてちょっとはぐらかすように返すところ。
でも目の奥には熱いものが宿っていて。
しっかりと伝わっているのがわかる。


このシーンパンフレットで岸くんも相手が圭さんだったからこそと語っていた。


瑠東監督からの裏話も読んでから見ると更に胸熱だ。

「ストーリーが大きく動くきっかけとなる、勝太と八神の大事なシーンがあるんですが、八神がチャリで現れて体育館の裏で勝太と話すところは“そうなったか! ありがとう”と圧倒されました。勝太の感情にスイッチが入るシーンなんですけど、想定外というか。このシーンも事前に圭くんと話しました。“ここはこうだから、こういう風にもって行きたい”と。対して岸くんには何も考えずに、圭くんの目を真っすぐ見て芝居を受けとめてほしいと伝えました」



走り疲れたら頼れっつったろ?




八神先輩が手を差し伸べた時の勝太の表情や声もめちゃくちゃ良かった。


特に重要だったのは役柄として、俳優としても岸くんを引っ張り上げられる存在であること。そう考えると圭くん一択でした

まさに既出の記事で語られていた田中圭をオファーした理由通りの、すごく素敵な先輩後輩のシーンだった。


圭さんからのこの発言も良かったよね。

岸くんの活躍を一番近くで見届けるためにここに来ました


またいつか共演してほしいお二人です

入念な打ち合わせをしておきながら… アドリブを連発



乱闘シーンの八神先輩のアクロバティックな動き、飄々としながらもちょっと疲れたような色気を出すところも美しかった。

他メンバーもそれぞれ闘いの手法が違っていて、喧嘩シーンをもっと見たいと思ったのは初めてだし、緊迫したシーンに時折挟まれる笑いの要素がまたいい仕事してる。

八神先輩が車に触れられて怒るシーンの小ボケが凄い好きだったんだけどあれアドリブだったの??
緊迫したシーンのなかで絶妙な小ボケを挟む田中圭はやっぱりすごい。




圧巻のアクションメイキング



冒頭からラストまでこんなに楽しい気持ちになった映画は久しぶりだ。

エンドロールは岸くんへの愛が溢れていてなんだか泣きそうになった。

勝太役の岸くんは凄く素敵だけど素の岸くんもめちゃくちゃ魅力的だもん。

門松勝太ではなく岸優太がたっぷり詰まったあのエンディング。
ファンは凄く嬉しいんじゃないかな。

私も見ていて凄く幸せな気持ちになった。

エンドロールの田中圭の名前の位置。
田中圭ストップも良かったな。

映画館からの帰り道、主題歌の「ランラン」が頭を駆け巡り、幸せいっぱいで帰っていける。そんな映画だった。


雨音


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