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素数日

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いつの頃からか覚えていないが、厚洋さんが逝ってからの日数を数えるようになった。このnoteをを始めたのは、一年以上経ってからのこと。 命日だけではなく、記念日も思い出していたが、…
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2020年8月の記事一覧

プレゼントは、ペルセウス流星群

プレゼントは、ペルセウス流星群

 真愛の誕生日に厚洋さんが空からのプレゼントをしてくれる様です。
 8月13日 午前3時頃。
 カシオペアが北東に傾いた頃。ペルセウス座の近くにある「放射点」から、涙の様に星が降る。
 残念ながら今年は月明かりがあるので見にくいかもしれないが、真愛への空からのプレゼントだと思う。 
 
 毎年、真愛の誕生日には必ず花束と装飾品(指輪・ブレス・ピアス・ネックレス)をプレゼントしてくれた。
「釣った魚

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生きて来た 命の理由

生きて来た 命の理由

 盂蘭盆の入りに生まれた。小さい頃は、「地獄の釜の蓋が開く日。「亡くなった人と一緒に生まれてきたんだね。」と言われて、自分がお化けのような気がして嫌だった。
 でも、厚洋さんは
「亡くなった人たちの思いと一緒に生まれてき 
 たんだね。守られているんだよ。」
と言ってくれた。  
 その通りだった。厚洋さんが亡くなってから「あっ。真愛は亡くなった愛しい人の想いが分 
 かるし、愛しい人に守られてい

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700日 愛してる

700日 愛してる

 8月16日。三回忌を1ヶ月前にした命日に、亡くなってから700日がたった。
 不思議な数の因縁を感じた。
 数学嫌いな真愛が、ちょっとだけ数学が面白いと思ったのは、小川洋子さんの「博士の愛した数式」を読んでからだ。
 
 小学校から引き算が苦手。七の段が覚えられない。割り算も嫌い。
 更に中学校からの数学は大嫌い。
 中1の数学の先生が嫌いだったからかも知れない。教頭先生だったと思うが、その頃で

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俺の命あんたに任せる

俺の命あんたに任せる

 2ヶ月に一度の採血の日。
15年前、高血圧症・糖尿病になり通院している病院だ。 
 病院嫌いの厚洋さんが緊急入院した病院だ。
 真愛と厚洋さんの「命がけの恋 45日間」を過ごした病院でもある。

 採血をしてもらっていると懐かしい医院長先生の声がした。それと同時に
「俺の命。あんたに任せる。」
と言った厚洋さんの声も聞こえて来た。
 もうすぐ、三回忌を迎える。

「俺の命、あんたに任せるよ。」

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