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すぐ試したくなる会話術が学べた本 | またすぐに会いたくなる人の話し方/野口敏
先日、新しく入った方の研修を行ったのだけどお昼ご飯の時間が地獄と化してしまった。
人見知りが発動しそうだったので応援を頼んで3人で食べたものの沈黙・・・。気まずい・・・。
2.3個質問をしてわからない話題になってしまうとどうすればいいのかわからずみんな一斉に飲み物飲み出すみたいな…。
ううう後悔。もうちょっとフレンドリーに話ができるようになりたい。
そんな気持ちで読んだこの本。
『またすぐに!会いたくなる人の話し方 / 野口敏』
副題にもあるとおり『相手を主人公にして話す』ができるようなるために解像度を上げて説明してくれている本なのだけど、例が具体的で日本語不自由マンなわたしでもわかりやすかった。
「話し相手」を話題にする
「もの」「場所」だと一通りの情報交換で終わってしまう。
「話し相手」その人にフォーカスを当てることで相手が気持ち良くお話をしてくれるというもの。
「車を買ったんだよね」に対しては、
「車」ではなく「車に乗った相手」を浮かべて返答するということだ。
「車」への反応だったら「え!いいなあ!」「どんなの?」って車の情報が主になるけど
「車に乗った相手」だったら「それは便利になるね!」や「もうどこか出かけたの?」って相手がエピソードトークをしやすい状況を作ることができる。
今まで完全に前者の返答をしていたわたしは目から鱗だった。
心に残った言葉
本を読み進め、心に残った言葉がある。
それがこちら。
会話はもっと自由なもの
「こんな時に、この人は○○だったりして」と自分勝手なイメージを持つことが大事。
確かに先日の私は、どうにかこの無言の空気を変えたいけどどうすれば・・・と緊張して心の余裕なんか全くなかった。
初対面が肝心だしこれからたくさん関わるし、どうにか印象良く和やかにこの研修を終えたいって思っていたのが見事に空回り。
もっと力を抜いて相手の気持ちを想像して「こうかも?」っていうのを投げかけてみたら話が盛り上がったのかもしれない。
先日の後悔しても無駄なので!これから気をつける。
幸い今回はまだまだ関わる人なので挽回するチャンスはたくさんあるしね!
最後に
この本を読んで、相手の気持ちを想像しながら話す。相手のことを理解しようとする気持ちが会話で一番大切なことなのだと改めて気づいた。
・「相手の気持ち」にフォーカスを当てて話すこと
・等身大の自分のままで想像力を働かせて相手に投げかけること
その2つをこの本から学んだ。
身につけるには日々練習するに限る。意識して取り組んでいこう。
明日がちょっと楽しみだ。
おわり。
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