マガジンのカバー画像

天気雨の街

3
風俗嬢にまつわるノンフィクション。
運営しているクリエイター

#短編小説

閉店

キーボードを前にしても何が書けるか分からないが今の気持ちをそのまま書いていければいいだろう。今は知り合いの店が閉店したことに心を奪われている。知り合いといっても店に訪れたことはない。直接店主や働いている人に会ったこともない。彼らのブログやつぶやきを半年間読んでいただけだ。ネットだけのつながり、いかにも今様だ。書き込みの内容はほとんどが営業のためだったと思う。毎日おはようございますから始まって今日の

もっとみる