見出し画像

コロナ禍で揺さぶられる7つのメンタル⑥

前回からの続きである。

今回は、新しい生活様式を求られ、他人との出会いが少なくなってしまった今日でもあまり揺さぶられないココロについて説明したい。

以前の社会生活では男女の出会いが活発に行われていたことは言うまでもない。多少不しだらな男女関係こそが経済を活発化させる潤滑油となる。また、自分をよりよく見せたいと思うココロがこの欲求を生む。

現代生活においては視覚的なコンテンツはすぐに手に入るため、男女の関係性は、ほぼステイタスの一つとして認識されている。

私たちは人間である以上、交わって次の世代を作っていく生き物であるのだが、交わりたいと思うココロは揺さぶられているだろうか。

人を愛したいという気持ちと交わりたいという気持ちは別であり、皮肉にも唯一コロナ禍でも影響のない欲求である。

1.揺さぶられる私たちの「"交わりたい"と思う心」

人間には交わりたいという欲求がある。生物である以上この欲求は消えることがない。

今回のコロナの影響はじわじわと私たちを苦しめる。それは身体的には大きく影響はないのだが、経済的にじわじわと不安にさせ、影響を与える。

生物は命の危機にさらされたとき、自然と"交わりたい"と思う心が揺さぶられる。

私たちの"交わりたい"と思う心が本当に揺さぶられるのは、コロナが収束して、経済が壊滅的になったときである。もう少し先の出来事になるだろう。

ここから先は

351字

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?