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必要な能力を必要なだけ学ぶ

Competency-Based Training

 コンピテンシーを基盤に据えた学習方法。学習者にとっては、いま・ここで必要な能力を必要な分だけ学ぶことができる。

医学などの実践家育成に適した教育・学習者方法。

Core Competencies

 たとえば、アメリカでは大学院を卒業した医療専門家に対して卒後医学教育認定評議会:ACGME (Accreditation Council for Graduate Medical Education)が、規定する6つのコンピテンシー(能力)ベースで研修が計画される。

6つのコンピテンシーは次のとおり。

1.患者ケア(patient care)

 2.医学知識 

3.実践に基づく学習と改善 

4.多角的にシステム化された評価にもとづく実践 

5.プロフェッショナリズム 

6.対人スキルとコミュニケーション

Stage of Education

 学習者は、それぞれのレベルにあった学習目標に合わせた課題と向き合いながら、研修を進める。

第一段階:初級者、専門性への導入

第二段階:中級者(Advanced beginner)、限定された範囲で仕事をこなす

第三段階:有能者(Competent Fellow)、一般的な仕事は一人でできる

第四段階:熟達者(Proficient Fellow)、即転職とはいかないが卒業レベル

第五段階:専門家(Expert)、同業者を凌駕するレベル

能力✕教育段階

 学習段階に応じた能力育成が、ますます世界標準化するだろう。

出典は、こちら↓ Competency-Based Training:Accreditation Council for Graduate Medical Education




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