【蟲神器】公認大会や交流会を開催してみよう!
はじめに
本記事では、蟲神器 公認サポーター「桜餅あるとん」が主催するイベント、「桜餅杯」を構築した際のノウハウやメモを残す意味で紹介しようと思います。
自己紹介
Twitter:@altoteana
ブログ:https://altone.hatenablog.com/
1児の父。普段はITの会社に勤めながら、休日は家族とお出かけしたりのんびり過ごしてます。
TCG歴は25年ほど。
・ポケモンカードゲーム
・遊戯王(引退)
・ヴァイスシュヴァルツ(引退)
・ガッシュTCG(引退)
・蟲神器
ポケカではちょっとだけ戦績残してます。
・ルカリオ争奪戦 ベスト4
・シティリーグ 2023 S3 ベスト4
・シティリーグ 2024 S1 ベスト8
シティリーグ参加のたびに、レポートちまちま書いてます。
よろしければこちらもどうぞ。
また、ポケカ公認自主イベントであるゆるふわポケカ会でスタッフを担当してます。
↑ こちらもぜひ!
事前準備
■蟲神器大会開催ガイドラインを熟読する
まずは、上記蟲神器大会開催ガイドラインを熟読しましょう。
正直これを読むだけで何となく必要な要素が分かるはずです。
しっかり読み込んでおきましょう。
■公認サポーターを取得する(任意)
公認大会を開催するに当たり「蟲神器公認サポーター」を取得しましょう。蟲神器大会開催ガイドラインに記載の、下記部分を参照し公認サポーター申請を行います。
勘違いしがちですが、「公認サポーター」を取得しなくても大会は開催できます。(非公認大会と呼びます)
ただ単に、大会や交流会を主催したいと言うだけなら「公認サポーター」を無理に取得する必要はありません。
大会の構築
いよいよ、自主大会の構築を行っていきましょう。
■大会の名前を考える
まず大会の名前を考えましょう。
「え?そんな所から?」って思うかもしれませんが、名前は非常に重要です。
決めた名前は今後、幾度となく連呼するor連呼されることになります。
公式のページにもその名前が載ります。
長い付き合いをしていくことになるので、よく考えて決めましょう。
よくTCGの大会名であるものを下記に参考としておいておきます。
・〇〇交流会
・△△カップ
・××杯
・〇〇CS(Champion Shipの略)
・△△会
シンプルでわかりやすく、親しみのある名前だと印象に残りやすいと思います。
大会を実施せず、フリー対戦のみで開催する場合は「交流会」の名前にすると良いでしょう。
■ロゴの作成
大会の名前は決まりましたか?良い名前が付けられましたか?
名前が決まったら、ロゴの作成をしましょう。
最初からしっかりしたロゴを作る必要はありません。
ペイントソフトに大会の名前を好きなフォントで「ベン!」と書くだけで
も十分です。パワーポイントでワードアートをポチッとして、名前を入れるだけでもいいです。大事なことは、その大会の顔として認識されることです。
上の例を見てください。
12個の大会の例がありますが、「みいに杯」や「東西杯」がパッと目に映りませんか?
ロゴがないデフォルトの大会や、Boxなどの公式絵をそのまま使っていたり、逆にごちゃごちゃしていると興味が湧きづらいと思います。
特に、「みいに杯」のロゴを見てください。
そこまで凝ったデザインではなく、誰でも作れるレベルにも関わらず
思わず目を留めてしまうシンプルでとても良いロゴだと思います。
ロゴは大会の顔です。大会の名前を決めたら簡単なもので良いのでなにか作ってみましょう。
どうしても最初から凝ったものを使いたい、という方はデザイナーさんへ依頼(外注)してみましょう。
ロゴの作業を外注することで、その時間を大会構築の別な時間に充てられます。
ただし「納期」や「デザイン料」と言う別な問題もあるのでスケジュールには余裕を持っておく、かかる費用考慮しておく、等念頭に置いておきましょう。
本大会のロゴは、同じく公認サポーターの「オッケー蟲沼さん(OKmushinuma )」へデザインの依頼をしました。
オッケー蟲沼さんは、山形県でイベント開催されていますので、近隣の方はぜひご参加ください!
■開催場所の確保
ここが大会を構築する上で1番の鬼門と言っても過言ではありません。
場所の選定はとても大事です。
さて、カードゲームの大会をする上でどんな場所が思いつくでしょうか。
カードショップや貸し会議室、あたりがパッと思いつくところだと思います。大丈夫です、蟲神器も一緒です。
ただし、蟲神器に限ってはカードショップは少々ハードルが高いと思われます。
カードショップの対戦スペースも、結局は宣伝として効果があるからスペースを割いているわけです。
スペースがあるから店を利用しに来る。ついでに店で買物をする。スペースを提供することでお店が儲かる。
では、蟲神器はどうでしょう。
カードショップから見て、蟲神器のスペースをわざわざ開放したところで
蟲神器の知名度はもしかしたら上がるかもしれませんが店にとっては利点がありません。だって蟲神器のカードを取り扱ってないのですから。
つまり、カードショップが蟲神器の大会を受け入れるメリットがどこにも無いのです。
ですから、カードショップに「蟲神器の大会やらせてください」と言ったところで快諾してくれる店はおそらくないと思います。
ということで、現状は「貸し会議室」での開催が最も有力であると思います。では、貸し会議室はどのように探し、どのように借りたらいいのでしょうか。
この時代ですので、「開催したい地域」「会議室」で検索すると簡単に探すことができます。
■区民館、公民館、市民ホール等の公共施設
公民館や区民館、市民館などの市や区が運営する公共施設を利用するやり方です。私はこちらを利用しているので、こちらについて記載しておきます。
例えば、としま区民センターなら上記のような会議室を予約できます。
webサイトには各会議室においてある机の数や椅子の数、小物の有無なども確認できます。料金等も、webサイトから簡単に確認できます。
例えば、504会議室の場合
9:00-12:00で3,400円、13:00-17:00で4,600円、18:00-22:00で4,600円です。
公共施設のメリットは、何と言ってもそのコスパの良さです。
最初から机や椅子が確保されていて、駅などからのアクセスが良い場所にある場合が多いです。
ただし、公共施設故に借りるのには独特の面倒くささがあります。
現地へ行って登録をしたり、紙で記載をしたり、とにかく面倒くさいです。
また、数ヶ月前から予約しておかないと優先利用の団体が居たりすると予約いっぱいで確保できない場合も多いです。
あくまで「他に使う団体がたまたまおらへんから、貸してやってもええで?」みたいな感じです。
桜餅杯は、現在区民センターを利用しています。
主催は面倒くさいですが、参加者からすると参加費が安かったり、駅から近くて楽だったりとメリットを享受しやすいです。
■開催日、参加費、定員の決定
さて、実際に現地で会議室の予約状況を確認し「空き」があったとしましょう。その「空き」候補の中から開催日を決めます。
えっ?予め日程を決めてから会議室を予約しに行くんじゃないんですかって?「そんなに都合よく会議室は空いてません」
家に帰ってゆっくり決める時間はありません。
今の「空き」は次回訪れた時も「空き」とは限りません。直感で取ってしまって大丈夫です。
基本的には、土曜日か日曜日が望ましいと思います。
人によって土曜日のメリット、日曜日のメリットはあると思いますが、お好みで良いでしょう。無事、会議室の予約が完了したら同時に開催日も決定です。
次は参加費です。
会議室のレンタル料金があると思いますので、その値段をペイできるような参加費に設定しましょう。
この際、定員も決めておくことで参加費の調整をしやすくなります。
体感ですが、1人で大会を回す場合定員は16名が限度だと思います。
16名の場合、当日のキャンセル等も考慮し8~10名でペイできるような料金設定が望ましいかなと個人的には思います。
例えば、4800円の会議室で参加者16名なら10名でペイできるように1人あたり約500円を参加費として設定すると良い感じです。
16名フルで参加してくれた場合、収支は3200円プラスとなります。
(基本的には、名札などの備品を買うことになる上主催の人件費も考慮すると全然マイナスですが…)
これで8割終わったと言っても過言ではありません。お疲れ様でした。
■ポスターの作成
開催日も、場所も決まったら宣伝用のポスターを作成します。
ここで言うポスターは、紙で掲示するものではなくSNS等で宣伝するための画像です。
予め決めた「場所」「参加費」「開催日」「定員」などの情報を見やすくまとめましょう。
ポスターのデザインも、外注すると見栄えが良くなると思いますが細かい修正や、急遽の変更には柔軟に対応できないので私は自作しました。
パワーポイントのテンプレートに、ポスターがあるので自信がない場合はテンプレートを駆使しましょう。
参考:https://office-hack.com/powerpoint/poster/
蟲神器では、公認サポーター向けにこういったポスターを作成する際の素材の配布が行われています。
蟲神器 公認素材について
上記リンク以外の公式の素材は使用しないように注意しましょう。
※この辺が理解できない場合は、無理に素材を使わないようにしましょう。
ポスターを用意するのとしないのでは雲泥の差があります。
特に宣伝フェイズで、「ポスターの画像一枚添付する」のと「全ての要項を文章で表現する」のとでは、手間もそうですが伝わり方も異なります。
ぜひ、一枚ポスターを用意しましょう。
■エントリーと大会ツールの準備
ここで、大会をひらいたことがない または 大会に出たことがない人は
疑問に思うかもしれません。
「どうやって参加者を管理するの?」
主に2つが挙げられます。
・メールやSNSのDM等で受付し、個人で管理する
・Googleフォーム等のツールを利用し、電子管理する
最も簡単な方法はメールやSNS経由で受付し、個人で管理する方法です。
何もツールは必要ありません。
ただし、キャンセルや変更、突発的な事象のたびに手間がかかります。
Googleフォーム等のツールを利用し、電子管理する方法ですがツールの設定や構築に一定の経験と知識を要するものの一度作ってしまえば管理は非常に楽です。エントリーツールは、お好みで選ぶといいでしょう。
オススメは、後述するTonamelを使用すると便利です。
続いて、大会形式を決定します。
大会形式?って思う方も少なくないはずです。トーナメント方式、リーグ方式、スイスドロー形式、とかいうアレです。
ガイドラインにも、いくつかの大会形式についての記載があります。
あくまで例なので、お好みの形式を選ぶといいでしょう。
主催が一番楽なのは「シングルエリミネーション戦方式」でしょうか。
勝った者同士が戦い、負けたら終了なので管理が非常に楽です。
ただし、負けた参加者はその時点でトーナメントから外れて時間を持て余すことになるので別途サイドイベントやフリー対戦を設けないと楽しくない可能性はあります。
オススメは「スイスドロートーナメント戦方式」です。
こちらは勝っても負けても一定の回数対戦できます。また、勝ち点の同じもの同士の対戦になるので対戦者のレベルも似通った者同士となります。
デメリットは、主催の管理が難しいという点です。
さて、ここまでエントリーと大会方式について記載しましたがこの2つを簡単に管理できるツールがあります。
「Tonamel」です。
「Tonamel」を利用することで、エントリーの管理から当日の大会の形式、自動的なマッチングなどを簡単に利用できます。
上記は、桜餅杯を開催したときのTonamelイベントページです。
ここでエントリーしていただいたアカウントをそのまま大会のトーナメントに組み込むことができます。
また、スイスドロー形式もTonamel側が勝手に集計、マッチングしてくれるため主催の負荷がほとんどありません。
また、参加者側もメリットがあります。
一つは対戦カード等、対戦スコアシート等に得点を記載する必要がないこと。
二つはTonamelの大会ページがずっと残り続けるので、戦績を見返せることです。
直感で操作できるUIになっているので、誰でも簡単に大会を作れる大きなメリットがありますので、ぜひ使ってみてはいかがでしょうか。
ちなみに、最近のアップデートで「大会を開かない」と言う設定もできるようになりました。
これによって、ただのエントリーツールとしても利用することができるようになり「交流会」等の大会をしない形式のイベントにも利用できるようになりました。Google Formよりも手軽にできるのでオススメです。
■大会のスケジュールの作成
大会形式を決めたら、次はスケジュールを細かく決めます。
予めスケジュールを組んでおくことは非常に重要なことです。
今、大会が「予定より早い」のか「予定より遅れている」のかを判断するには予め定められたスケジュールが必要です。
ここをおろそかにすると、いわゆる「グダグダになっている」と感じます。
蟲神器は1試合10~15分程度です。
その為、1本勝負なら20分程度、2本先取なら45分程度確保しておくといいでしょう。
一方、子供の集中力は30分が限度と言われています。
子供が楽しんで試合を終える為には1本勝負にすることをオススメします。
■大会のルールの作成
大会のルールを明確にしておきましょう。
桜餅杯のルールを下記に記載しておきます。
予めルールを定め、当日に説明できるようマニュアルにしておきましょう。
大事なことは、お互いに楽しく試合ができることです。
ちなみに、公式とは異なる大会独自のルールはハウスルールと呼ばれます。
「縄張り」については、気に留めておくことがあります。
それは「不正」です。
現在、蟲神器のルールでは「縄張り」は攻撃を受けたプレイヤーが任意で自分の縄張りを選ぶことになっています。
もし、任意のタイミングで「とびだす」カードを選べたらどうでしょう。
スリーブに細工をして、好きなタイミングで「とびだす」としたらそれは脅威です。性善説で「そんなことはプレイヤーがするはずがない」というのが現状です。
大会、と言う形式を取っている以上ここは主催の判断が重要だと思います。
わたしの場合は以下ルールを設けて、防ぐことにしています。
・「縄張りを引く」場合、引くカードは攻撃した側が「裏側の縄張り」を指定してください。裏側以外の縄張りがある場合、以下に従って処理します。
①攻撃を受けるプレイヤーへ「表側」「裏側」のどちらの縄張りを選ぶか確認してください。
②「裏側」を選んだ場合は、攻撃をした側が「裏側」の縄張りを指定してください。
③「表側」を選んだ場合は、カードに書かれている処理を行ってください。
■公認大会申請の実施
大会のエントリーページが作れたら、公認サポーターである場合は大創出版様へ公認大会申請を実施しましょう。
大会プロモカードやバッジ等の公認大会グッズのサポートを得られます。
公認大会申請を実施することで、下記ページに大会情報が記載されます。
大創出版さんは、2023/11/29現在、大会開催日まで12日以上空けての申請を受理条件にしています。
直近での大会開催では受理されませんので、余裕を持った日程調整が必要です。
公認大会申請用紙はこちらからダウンロードできます。
常に最新であるかを公式のページより確認の上、記載しましょう。
Tonamelを使用してエントリーを管理している場合は、公認大会申請用紙にTonamelのURLを載せておきましょう。
大会情報ページから、参加者がすぐエントリーページへ飛ぶことができます。
■大会の詳細説明を含めたwebサイトの作成
ここまでいろいろなものを準備、作成したと思います。
会場、予定日、参加費、大会ルール、などなど。
宣伝するためにポスターも作りました。SNSでの宣伝はこれで問題ないはずです。ここでもうひとつ、あったほうが便利なのがwebサイトです。
Twitterは140字が限度です。140字に全てを網羅させることはできません。
ポスターに載せる情報も、見栄えを考えると限度があります。
webサイトを用意して、大会前日までに参加者の方に注意事項やルールなどを事前に読んで頂けるようにしましょう。そうすれば、当日の進行もスムーズです。
ところで、webサイト作るのハードル高くないですか?
大半の人が作ったこと無いのではないでしょうか?
大丈夫です。noteで代用しましょう。
上記は、桜餅杯で実際に作った実施要項のnote記事です。
note使ったことない人は、この機会にぜひ使ってみてください。
難しく考える必要はありません。
ただのメモ帳の拡張版だと捉えていただければ大丈夫です。
記事を一つ作って、あとは必要事項などをひたすら書いておきましょう。
それがそのまま、当日のマニュアルとしても役に立ちます。
■各種小物、マニュアル類の用意
当日に向けて、小物やマニュアルを用意しましょう。
・名札ケース(定員の人数分)
・小銭ケースとお釣り
・小銭受け
・座席表(フロアレイアウト図)
・各種ペン
・運営マニュアル
・名簿
・(必須ではない)大会記念ステッカーなど大会の記念になるもの
・名札ケース(定員の人数分)
定員分の数を確保しましょう。ダイソーに売ってます。
中の紙に名前を書いてもらうので、二回目以降の開催時は台紙も新たに
必要となります。こちらもダイソーに売ってます。
・小銭ケースとお釣り
ダイソーに売ってます。
参加費は500円程度が多いと思います。
お釣りを渡せるように、いくつか予備でお釣りを用意しておきましょう。
・小銭受け
よく店舗においてある、お釣りを置くアレです。ダイソーに売ってます。
・各種ペン
参加者に名札を書いてもらったり、名簿のチェックなどに使います。
ダイソーに売ってます。
・座席表(フロアレイアウト図)
地味に重要度高いです。会場の座席の使い方を決めておきましょう。
本note末尾にある「その他-机の仕様について」にも記載していますが、机のサイズに注意しながら会場のフロアレイアウトを作りましょう。
重要な要素は、「会場の広さ」、「机のサイズ」、「小物の有無」です。
・運営マニュアル
スタッフが複数いる場合は、必ず用意しましょう。
もちろん、1人で運営する際も用意しておくと抜け漏れを防げます。
マニュアルを用意することで、当日に安定した進行が可能になります。
・名簿
当日参加する参加者のリストを用意します。
参加費をもらった、もらってないをあとから確認するために必ず用意しましょう。
・(必須ではない)大会記念ステッカーなど大会の記念になるもの
必須ではないです。あると、その大会の「特色」を出せます。
ただし最初から、こういうアイテムに力を入れることはしないほうがいいです。アイテムのホスピタリティより人のホスピタリティを大事にしてください。そのほうがよっぽど有意義です。
ステッカーはその大会の記念になりつつ、安く作成できるのでオススメです。業者はラクスルを使用しています。
大きさ、仕様で価格は変わりますが200枚で約6600円、1枚あたり33円です。
缶バッジはステッカーより特別感が出ます。ステッカーよりは値段がかかりますがそこまで高く有りません。業者は缶バッジの達人を使用しています。
60個で約5000円、1個あたり83円です。
■大会の宣伝
いよいよ準備も整いました。
あとはエントリーしていただく参加者を集めましょう。
手っ取り早いのはSNSを使った周知方法です。
作成したロゴやポスターを使って、興味を引き、参加して頂ける方を探します。
公認大会申請を行っている場合、公式ページにも大会情報が記載されますが、公式ページを定期的にチェックしている人は少ないと思います。
様々な方法を駆使して、宣伝してみましょう!
ただし、参加費を取る大会の場合は宣伝方法(特に店舗などに掲示する場合)に注意してください。
当日の動き方
いよいよ大会当日です。
大丈夫です。大会は準備が9割、当日1割です。なんとかなります。
運営マニュアルに沿って、時間配分を気にしながら進めましょう。
一番大事なことは、参加者の方に楽しんでもらうこと。
主催のやりたいことを出しすぎないように気をつけましょう。
迷った時は自分の作ったマニュアルを見返しましょう。
■大会が終わったら
大会が終わったら、公認大会結果レポートを送付しましょう。
レポートを無事提出したら、全工程が終了です。
お疲れ様でした!!!
その他
その他、気になった点など記載しておきます。
■机の仕様について
会議室の予約が取れたら、机のサイズを確認しておくことを強くオススメします。
主な机のサイズは以下の2種類です。
・縦45cm*横140cm
・縦60cm*横140cm
重要な部分は縦幅です。
縦45cmでは、2人が対面して対戦するには狭いです。
縦60cmでは、2人が対面して対戦するには十分です。
一方、
縦45cmの机を2つ繋げて縦90cmにすると広さは十分ですが、お子さんには
手が届かなかったり少々不便になります。
よって、可能であれば縦60cm*横140cmの机を用意している会議室をオススメします。
上記のように、45cm*180cmの机の場合は机2つに対して4名が限度です。
会場に付与されている机の数には限りがあるので「10個あるから40人まで受け付けられる!」と早合点しないようにしましょう。
また、受付などにも机が必要なのでそれを差し引いた数で考えるようにしましょう。事前の机のサイズ確認はとても大事です!
■イベントを企画する上で考えていること
イベント開く上で、大事なことは下記3点だと思っています。
・イベントに来場するまでからイベント後に帰宅するまでが安全であること
・イベントの内容が健全であること
・イベントにホスピタリティがあること
まずは、参加者が安全に来られて、安全に帰ることができること。
例えば、雨や風ですぐ止まるような電車の路線付近の会場は選ばないとか、治安が悪いエリアを選ばないなど。
イベントの中身も大事ですが外見(移動中)も大事です。遠足は帰るまでが遠足、とよく言いますがとても大事なことです。
次に、イベントが公平で健全で、透明性があること。
最後は、イベントにホスピタリティがあること。
つまりは「楽しかった、また参加したい」と思ってもらえるような大会づくりを心がけることです。
■参考写真
桜餅杯は2023/12現在、おかげさまで開催回数が10回を超えました。
これから大会を開きたい人のために、会場の参考写真を数枚載せておきます。
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