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東京事変へのスキを語りたい ~スキを語る難しさ編~

私の大好きなバンド・東京事変への愛を語りたい―。
というだけのシリーズものを書いてみようと思います。

自分のスキを一方的に語るなんてことができちゃうのは、noteという場だからこそだと思います。だって、リアルのコミュニケーションでそんなことしたら、ふつう煙たがられますもの。

しかしnoteであれば、話を聞くか聞かないかはあなたが自由に決められる。
興味ないと思えばブラウザバックできるし、ちょっとでも気になってくれたなら読み進めてもらえる。

マニアックなことも書くつもりなので、はじめから万人受けする内容だとは思っていません。
「東京事変ちょっと興味あるんだよね~」という方や、私と同じように(あるいは私以上に)事変を推す愛好家の方々が、これを読んで、画面の向こう側でウキウキ・ニヤニヤしてくれることを想像しながら、スキを語ります。

同じ熱量でスキを語り合う難しさ(しかたないことではあるけれど…)

今回はまだ本題に入らずに、前書きとして、
「どうして事変を語りたくなったか」について書きたいと思います。

理由はシンプルで、「ありのままの熱量で語れる機会がほしかったから」です。

私は中学生のころから東京事変が好きなのですが、周りに東京事変が好きな人が少ないのがずっと悩み(?)でした。
CMで楽曲が使われたり、そもそもボーカルの椎名林檎さんが有名なので、名前はみんな結構知っているのですが、

・音楽好きな人だけが聞く感じ
・ちょっと難しそうで色物っぽい(初期林檎のイメージに引っ張られている?)

みたいな反応が多くて(※私の周囲のはなしですし、かつ私の推測も含んでいます)、なかなか語り合う機会がありませんでした。

とはいえ、事変好きが全くいないわけではありません。
私が「事変が好き」と話すと、「事変いいよね!」と言われることもあります。

そして「どの曲が好きなのか」という話になるんですけども、相手方からはおよそ「透明人間とか、丸の内サディスティックとか!」という答えがきます。
対して私は、おずおずと「恐るべき大人達っていう曲が一番好きでね…」と言います。およそ「知らない」と返ってきます。

ここで「どんな曲?今度聴いてみる!」となれば大歓喜なんですが、そうはならずに「ふーん」で話が終わります。

―こんな感じのことを中学生・高校生のときくらいから経験してきたわけです。
愛好家の方ならば、このちょっと空しいような切ないような気持ち、なんとなく察していただけるのでしょうか。

反対に、気を悪くされた方がいたらすみません。
決して「相手がニワカだ」とか「私のほうがマニアックな曲知ってるぞ」とか言ってマウントが取りたいわけじゃないのです。むしろマウントなんてどうでもいい。相手の「好き」を否定するつもりも全くないのです。

なんなら私に非があるのかもしれない。会話を続けたいなら、好きな曲のくだりで、相手が知ってそうな曲を挙げたり、相手が挙げた曲について話を深めたりすればいいのですから。(実際そうすることもあります)

それでも…!自己中心的な考え方だとは分かっているけれど、やっぱり同じ熱量で語り合いたいときってありませんか?

今回は「東京事変」をトピックにしていますが、みなさんがそれぞれ大好きなものに置き換えて考えてもらえたら、一般論として共感していただけるでしょうか。

ベクトルの違いもある…!

そんな私ですが、同じくらいの熱量で事変を語り合える同志を見つけました。相手は、職場で関わる高校1年生です。(私は教育系の仕事をしています)

彼も、私と同じく東京事変や椎名林檎が好きで、楽曲も幅広く聴いていて、なんと最近ファンクラブにも入ったらしい…。(ちなみに、一番好きな曲は「新しい文明開化」だそうです)

そんな彼とはしょっちゅう事変トークに花を咲かせているのですが、
お互い違う人間ですから当然ながらスキのポイントが違うこともあるのです。

私のスキはより”楽曲”にフォーカスしているのに対し、彼のスキは楽曲だけでなく”林檎さん自身”へも向けられています。
なので彼は「林檎嬢がお美しくて…!」という話もよくしています。

この「スキのベクトルの違い」は、素朴ながらも私にとっては教訓的でした。同じトピックに関するスキでも、どのポイントによりフォーカスしているかは人によって違うんだなぁ、ということに改めて気づかされたエピソードでした。
(ちなみに林檎さんがキレイだというのは私も同意です。)

あとがき

「私が東京事変を語りたくなった理由」と「同じ熱量でスキを語り合うことの難しさ」についてお話しました。

本当は、上記のエピソードの他にも、「事変に興味を持つつもりなんか全然ないくせに、『事変の良さについてプレゼンしてよ』と先輩に言われた話」とかしたかったんですけど、単なる愚痴で終わりそうだったのでカットしました(笑)

次回は、いよいよ本題に入って「事変のこんなところがスキ!」というハナシを書こうと思います。

最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました。
ぜひまた読んでくださいね!

~Merci!~

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