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コミュ障は本当にコミュ障なのか?

人の話を聞いてもやもやした

知人がパソコンを修理に出した。その時のスタッフさんの対応がよろしくなくて、非常にイライラしたらしい。

知人曰く「店員がコミュ障でさ」とのこと。そのスタッフさんは本当にコミュ障だったのか、イライラの原因はそれだけだったのかと非常にもやもやした話。

いろいろな人と接して思うこと

正直なところ、仲の良い友人曰く私は『コミュ力モンスター』だそう。初めて会った人とでも知らない間にそれとなく無難な会話をしているらしい。

でも実のところは、仲良くない相手との会話は苦痛なタイプ。それでもなんとなく会話にはなる。

推し事の現場でもいろいろなタイプの人とお話させていただいた。たしかに引っ込み思案というか、あまり自己主張されない方もいるし、その反対の方もいらっしゃる。

まさに十人十色。

この本に書いてあったように「背が高い」とかそういう、類の特徴のひとつだと思う。引っ込み思案だからって責められる必要はどこにもない。

自己主張が強すぎてもコミュ障

『コミュ障』と聞いて多くの人が思い浮かべるのは、自己主張が得意ではないタイプのコミュ障かもしれない(ダウナー系コミュ障ともいうそう)。ただし、注意すべきはその反対。自己主張が強すぎるタイプだ。

こちらは『アッパー系コミュ障』とも言われるらしい。しかも、本人は同じアッパー系コミュ障とはそつなくコミュニケーションが取れてしまうため『コミュ障』であることに気がつきにくいそうだ。

『コミュ障』ってものすごく相対的な価値観に思う。多少自己主張が苦手な人であっても、こちらが一呼吸待つだけで問題なくコミュニケーションが取れるかもしれない。

ただし、そこでアッパー系は自分の主張を押し付けてしまい、その結果「あいつはコミュ障」という評価を一方的に下してしまう。

ただ相性が悪いだけかもしれない

もし「あれ?」と思うことがあっても、それを引きずるべきではないと思う。だって、自分に他人は変えられないし、本人が望んでもいないのであれば強要すべきでもない。

そんなときは、とにかく相手よりゆっくり話しかける。勢いでマウントを取るのはきっと得策ではない。

イライラの原因は?

よくよく聞いてみると、知人はうっかりノートPCのキーボードとタッチパッド部分にコーヒーをこぼし、修理に持っていった。そこで、スタッフさんの態度が気に入らず、しかも家に帰ってPCを起動したところ、キーボードの一部とタッチパッドがうまく動かなかったらしい。

これって、そもそも店頭で受け取った段階できちんと修理されているか確認すべきだったし、コーヒーをこぼさないよう日頃から対策しておけばよかっただけの話な気がする。

コーヒーをこぼしたという、自分の不手際に苛ついた状態で店舗へ行った。もしかしたらその店員さん、実はコミュ障ではなかったのかもしれないし、本当のコミュ障は私の知人だった可能性だって否めない。

結局は自分のイライラを他人にぶつけただけなのかもしれない。

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