音楽 #1

今年も紅白歌合戦の時期がやってきた。レコ大も終わり、今年の音楽番組は紅白とCDTVくらいなのではないだろうか。

私は毎年家族と鍋をつつきながら観るというのが恒例となっており、この記事も実家の私の部屋から書いている。

私は音楽番組が好きだ。先述した紅白やレコ大はもちろん、改編期の大型音楽番組は必ずチェックしているし、好きなアーティストが音楽番組に出ると決まったのならその番組の最初から最後まで全部見ている。というのも、音楽の情報をまとめて手に入りやすいのが音楽番組だと考えているからだ。実際、音楽番組を通じて聴き始めた曲もある。

音楽を聴く手段はここ数年でかなり変わった。YouTubeにフルMVをアップするアーティストが増えたり、サブスクリプションの登場でわざわざ音源を買わなくても気になったらすぐ聴ける。聴くために越えないといけないハードルがかなり低くなったのではないだろうか。ただ、それ故に「アーティスト単位で音楽を聴く」ということは少なくなったように感じる。「有名どころは知ってるけど、ファンが推している隠れた名曲は知らない」みたいな。ここ数年は自分の中でいわゆる「好きだけどにわか」みたいなアーティストが増えた気がする。
今年の紅白はそれがとても顕著に感じて、名前だけ知ってるアーティストが多い印象。そして、今年はネット初やSNSから有名になった人もいるような気もする。前までネットシーンで有名になった人とかこういう恒例番組には出なかったのに時代は変わったのかと、、、
ネットシーンと言ってもそれだけで一括りにできないくらい多種多様である。YouTubeから、TikTokから、Twitterとかでの口コミから…通している媒体でも使用している層が違うので「インターネットで流行りの〜」で紹介されるとたまに本当に知らない曲とかあたる。そういう曲は大体ちょっと時間が経ったくらいにテレビで紹介されるのだが、綺麗にまとめてくれるので助かる。ほんとに流行りわからぬ…。

今年のレコ大は「ストリーミング総再生回数」「TFTでは何万回再生」とか、そういう新しい指標も紹介されていた。なんでも新しいのは最初はいい印象を持たれないけど、時間が経てばそれが当たり前になるのだなとそう感じる年末であった。


モチベーション向上、活動継続のため、もしよろしければサポートお願いします!