スタートとゴールを明確にする

こんにちは・altarfと申します。

私の職場に先月から移籍した新人さんがいるのですが、教えるって難しいなぁと感じているところです。
自分が教えるのも難しいのですが、他の人が教えているのを見ると、その教え方違うよなぁと思う場面も度々あるんです。

学生の頃に耳にした「飢えた人に魚を与えるのではなく、取り方を教えて自立を促す」という言葉が私の教訓の一つになっています。
調べたところ中国のことわざということでした。

ずっと心に残っていたこの言葉ですが、社会人になってその場面を目の当たりにすることになりました。

特に、先輩方の教え方をみていると、まさに魚を与えるというか、答えだけを教えるケースがほとんどなんです。
大体の顧客データはシステムに登録されているので、検索をかけると出ます。
だから私は新人さんに検索のやり方を教えているのですが、先輩方は検索結果を見せて終わりなんです。

なんでかなぁと思ってそれとなく先輩方に話を聞くと、入社当初から教えてもらったことがなかったと言うんです。
本当に職人気質みたいなところがあって、周りの人がやっているのを見て覚えるしかなかった、と。

なるほど。

なまじ教わらずして習得した経験があるのがマイナスに働いてるのかもしれない。
自分はできたから、あなたもやってる内に覚えればいいと、思ってしまっているのだと思います。深層心理かもしれませんが。

飢えていない人に、もっと効率よく魚をとる方法を教える必要が出てきました。
まずは効率よくする必要性を感じてもらわなければ、教えても聞く耳を持ってもらえない。
今できてるから別にこのままでいい、と考えるのはまあ仕方のないこと。

さあどうしようか、と思い調べると、スタートとゴールの両方が明確になってい流必要があると。

必要な道具が揃っているのがスタート地点。
完成品を見せるのがゴール地点。

なるほどなぁ。ゴール地点ばかりに着目しがちかもしれない。
ちょっとこれをうまく噛み砕いていきたい。

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