展覧会の告知のために〜メディア掲載編②〜資料の作り方

どうも〜

ここから突然読み始めてしまった人はこちらをご覧ください。

さて、人によっては過去展覧会開催時にWEBメディアや雑誌などに連絡してみたことがある人もいるのではないでしょうか？

ギャラリーで仕事をしていると、「昔送ってみたけど載らなかった」、「どうしたら載りますか？」、「作家からではなくギャラリーから送ると載りやすいですか？」などと聞かれることもあります。
掲載可否については私が決めていることではないので、究極的にはわかりません、と答えるほかないのですが、今までやってきたなんとなく実感としては、ギャラリーが送ったから載る確率が上がるということはなく、展覧会について適切に書かれた資料を程よい時期に送れたかどうかが重要な気がしています。

というか、ここを外すと掲載可否における判断さえされない可能性も高いです。
例えばですが「明日から○○で展示します！載せてください！」というメールがいきなり来ても相手はどうすることもできないですよね。

ということで、本日は資料の作り方について書いていこうと思います。
まず最初に、資料にとって大切なことは

情報の正確さと、見やすさ

この2つです！
これはDM編でもそうでしたが特に会期と場所！これについては正確さが問われます。
そのほか誤字脱字があると後々自分が恥ずかしい気持ちになったり、心が落ち込んだりするのできちんと見直しましょう。

また見やすさについては視認性・可読性を重視するためフォント数や行間に無理がないよう気をつけ、その上で読む側の時間・集中力にも限界があるので全体のページ数が3ページ程度になるように心がけています。

とはいえ、これはあくまで目安なので書くべき情報が多い場合は無理に文字を詰めず4ページ目に突入しましょう！！！仕方ない！！

なんてすでに長々と書きましたが、こういうのは言葉で書かれるより実物を見たほうが早いので先に資料を載せた上で解説することにしました。
当然ですがこれはあくまで一つの例なので、必ずこれに則って作らなければいけないということはありません。

ちなみにこのプレスリリースはAlt_Mediumを一緒にやっている篠田くんが今年始めに表参道画廊という場所で展覧会をした際に作ったものです。

ここに載せるためにこのような形を取りましたが、実際にはプレスリリースを郵送することもあるのでA4サイズのpdfで制作しています。
そして構成は下記の画像の通りですので、その後に各項目の解説をしていきます。

①    挨拶
②    メインビジュアル
③    展覧会情報（会期、展覧会タイトル、作家名、開廊時間）
④    会場情報、その他情報
⑤    展覧会概要
⑥    作家テキスト
⑦    会期中イベント
⑧    作家プロフィール
⑨    参考作品画像
⑩    画像クレジット、プレスリリース内容の問い合わせ先

こんな感じで、この展覧会の場合は10項目で構成しました。
今回の場合はイベント有りの個展でしたが、場合によってはイベントなし、グループ展など様々な場合があると思いますので、それは展覧会に合わせて資料作りをしていきましょう。

ということで長くなりそうなので今回の作り方編ではそれぞれの項目について簡単に書きました。
次回の必要な情報編では各項目の詳しい内容やポイントなどを書いていこうと思います。

ばいばーい

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