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展覧会の告知のために〜メディア掲載編③ 資料に必要な情報〜〔前編〕

どうも〜

ここから突然読み始めてしまった人はこちらをご覧ください。

さて、実はこの記事保存前に一度エラーで消えました。
その悲しみに負け続けていたら篠田くんに煽られたので必死に以前書いていた文章を思い出しつつ、小さな絶望を背負って今日も頑張ります。

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ということで、今日はプレスリリース用資料を作るために必要な情報についてです。
前回の作り方編の最後に項目だけ書いていたかと思うので今回はそれらをもう少し詳しく説明していこうと思います。

その際重視するポイントは見やすさ正確さの2点と書きましたが、今回はそこに客観性をプラスすることが重要です!

とはいえこの客観性って難しいですよね。まず自分は他人じゃないですし。
それと、客観性って言われると急に自分という存在をものすごく遠くに置いてしまった結果何も書けなくなってしまったり、何が言いたいのかわからなくなってしまったりしがちです。

ちなみに前回挙げた必要項目は下記10点でした。

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①    ご挨拶
②    メインビジュアル
③    展覧会情報(会期、展覧会タイトル、作家名、開廊時間)
④    会場情報、主催
⑤    展覧会概要→〔後編〕へ
⑥    作家テキスト→〔後編〕へ
⑦    会期中イベント
⑧    作家プロフィール→〔後編〕へ
⑨    参考作品画像
⑩    画像クレジット、プレスリリース内容の問い合わせ先

今回はそれを順に追って説明していきたいところですが、特に⑤、⑥、⑧については記述が長くなるので〔後編〕に持っていくことにします。

ですが実際のところみなさんが気にしている項目は⑤、⑥、⑧についてだと思いますので、今回の〔前編〕についてはさくっと書いていきます。

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①    ご挨拶

ご挨拶文についてはまず「プレスリリース 案内文」などで検索してみると大体テンプレートがあるので、それを自分の展覧会用にアレンジするといいと思います。

ここで重要なのは、「いつ」、「どこで」、「誰か」、「なんという展覧会」をするのかをきちんと明記した上で、なので今回の目的でもある”あなたの媒体に載せてください。”という旨を書くことです。

②    メインビジュアル

できればDMと同じものがいいと思います。
プレスリリースを制作する時点でそれが決まっていない場合は、展覧会に出す予定の作品画像の中で気に入ったもの載せましょう。
この部分は相手の目を引くポイントにもなります。

③    展覧会情報
(会期、展覧会タイトル、作家名、開廊時間)

正確さが求められます。
特に会期についてはカレンダーと睨み合い、間違いないようにしましょう。
また開廊時間や、定休日なども忘れずに書きましょう。

④    会場情報、主催

会場情報のほか、協賛や主催などがある場合は書きましょう。
今回はなんとなく地図を載せてみましたが、メデイアに送る場合地図は必須ではありません。

⑦    会期中イベント

もし会期中にイベントを開催する場合は、「いつ(何時から)」、「どのようなイベント」を開催するのかを書きます。
また今回の例のようにトークイベントを開催する場合は「登壇者」の記載も忘れてはいけません。その他「イベントの参加費の有無」、「事前予約の有無」、またもし予約が必要な場合はどこで予約をすべきなのかを書きます。
もしイベントを開催する予定だが詳細は決まっていないという場合は、“会期中のイベント詳細は○○で告知予定です”などと記載するといいでしょう

⑨    参考作品画像

一番最初に掲載したメインビジュアルの他3〜4点程度を念のため掲載します。この時の画像は出展作品でもいいですし、過去開催した展覧会の会場写真など今までの活動実績がわかるものでも構いません。

ただ、会場写真を掲載する場合は出来る限り状態の良い写真(きれいに撮影されているもの)を使用したほうがいいと思います。

⑩    画像クレジット、プレスリリース内容の問い合わせ先

⑨の参考画像にクレジットを入れたい場合は書いて置きましょう。
よくあるパターンとしては
©️作家名
©︎作家名、作品名、技法、サイズ、制作年

がありますが、掲載した画像が展覧会の会場写真の場合は
©︎作家名、「展覧会タイトル」の会場写真より

という記載が多いように思います。

また、場合によってはメディア側がさらにプレスリリースの詳細を知りたい(場合によってはインタビューしたい)などの場合があるので、きちんと自分の連絡先を書きましょう。

その際、自分がきちんと対応出来る連絡先を記載することが重要です。
メールアドレスや電話番号を載せておきながら「あ!そのメールアドレスはあんまり見ていません!」、「私、知らない電話番号からの電話はこわくて取らないです、、。」みたいなことはないようにしたいものです。(戒め)

ということで、今回は以上です。

最初に書いた文章が消えてしまった焦りからなんとなく書き漏らしたことがあるような気もしますので思い出したらまた書きまーす。

ばいばーい

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