見出し画像

展覧会開催時にありがちな不安②〜どんな場所がいい?〜

どうも〜

ここから突然読み始めてしまった人はこちらをご覧ください。

みなさまいかがお過ごしでしょうか。
まさかの3回目。
ここまでくると思っていなかったみなさま、正解です。
いやいや、なんだかんだ書くでしょと思ってた皆様、まだまだですね。

さて、今回は上記にも書いたように展覧会を開催するにあたりどんな場所がいいのか、について書きたいと思います。
先に結論を言うと、“(可能であるならば)好きなところで展示するのが一番いい。”としか言いようがないのですが、そうも言っていられないので、今回は会場見学者の方や、開催された方によく質問されることや、言われたことを紹介しつつ、展覧会を開催しやすい場所について考えたいと思います。

まず、見学者の方の多くが気にしているのは広さとギャラリーの立地だと思います。
また、そうした希望の全てを叶えるのに必要なものはお金です!
でもそんなあまりにもどうにもならない現実はもういいので、別のところから会場探しについてスタートさせてみたいと思います。

そこでまずおさえるべきところは、自分が作りたい(もしくは作ったもの)のサイズをきちんと把握することです。
ここがぼんやりしていると、設置したいもののわりに会場が狭かったor設置したいもののわりに会場が広かったorそもそも会場にものが入らないという事態が発生します。
会場は広ければ広いほど良いわけでもないし、狭ければコントロールが効くかといわれると、なかなかそうはいきません。

ちなみに過去弊ギャラリーであった例だと、現在の使用壁・床面積を減らさずに個室を作り開催したいとご相談されたことがあります。
代替案はいろいろ考えましたが、その言葉の通りに実行するのは無理があります。
こういう場合は残念ですが、プランと会場があっていません。
なので展示会場とは別の場所に個室を持っている会場を探した方が費用も安く、そして自分のプランにできるだけ近い形のものが開催できると思いますと回答するに至りました。

また作家は壁面や、床面の広さに注目しがちですが、天井の高さや、搬入口のサイズも確認しましょう。
もし映像メディアを使う場合はコンセントの位置も確認すると後々便利です。

また、ギャラリー見学時に一番多い質問は壁面への釘打ちと粘着物の使用範囲についてです。
Alt_Mediumでは壁面は全て釘(ビス)可、粘着物は搬出時に剥がせるものについては可能ですが、会場によっては釘のサイズや、粘着物の種類など細かく決まりがある場合がありますし、釘打ち不可でピクチャーレールのみ使用可、粘着物は不可というケースもあります。
これらは当日対応するにも限界があるので、事前に確認しておきましょう。

そしてもし余裕があれば搬入用工具などの貸し出しがあるか聞いてみるといいでしょう。

ちなみによく使う工具は下記の通りです。

・かなづち
・インパクトドライバー
・メジャー、定規
・水平器
・筆記用具

これに加えて、自分が必要だと思う工具や消耗品を足していきます。

関係ありませんが、ギャラリーで搬入するにあたり便利で評判がいいグッズを紹介します!

レーザー墨出し器!

もうこれ一択です。
安いものはアマゾンで6000円前後で買えるので、もし会場で貸し出しがない場合は買ってもいいかもしれません。

ちなみにうちのギャラリーで使っているものはこれです。

画像1

これのいいところは単四電池で動くところです。過去買ったものは使用電池が9Vなので、電池がなくなると買いに行くのが少しだるいな〜という気持ちになりました。

まぁ今回はいろいろ書きましたが、自分にあった素敵な会場に出会えるよう普段から興味がある展覧会や会場を観に行ってみると、より自分がしたい展覧会の有様が具体的になっていいかもしれません。
また借りる場合にはそれなりに手続きや、やりとりが必要になるので、できる限り自分が安心できる人が運営している場所だとより良いかもしれませんね。

そのほか思いついたらまた書きまーす。

それでは今回はさようなら〜

ばいばーい

===

Alt_Mediumではスペース利用者を随時募集しています。
卒業制作の学外発表や、個展、グループ展などを計画されている方はどうぞこの機会にご検討ください。
展覧会開催ははじめてという方から、ベテランの方まで幅広い作家様にご利用頂いております。
展覧会についてご不明な点がございましたらお気軽にご相談ください。

*学割、早割等各種割引もございます。

〔ギャラリー詳細〕
http://altmedium.jp/

***

【お問い合わせ】
Alt_Medium
〒161-0033
東京都新宿区下落合2-6-3 堀内会館1F
TEL:03-5996-8350
E-mail:inquiry@altmedium.jp


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?