映画 『禁じられた歌声』 (2015公開)レビュー

西アフリカ、マリ共和国の古都ティンブクトゥを舞台に、イスラム過激派の弾圧に立ち向かう家族の戦いを描き、フランスのセザール賞で最優秀作品賞を含む7部門を獲得したドラマ。第87回アカデミー賞ではモーリタニアから初となる外国語映画賞ノミネートを果たした。ティンブクトゥ近郊の街で暮らす音楽好きの男性キダーンは、妻サティマや娘トーヤ、12歳の羊飼いイッサンと共に幸せな毎日を送っていた。ところがある日、イスラム過激派が街を占拠し、住人たちは音楽もタバコもサッカーも禁じられてしまう。住人の中にはささやかな抵抗をする者もいたが、キダーン一家は混乱を避けてティンブクトゥに避難する。しかし、ある漁師がキダーンの牛を殺したのをきっかけに、彼らの運命は思いがけない方向へと転がっていく。  

 (映画.comより)


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舞台はマリ共和国のティンブクトゥ。
サハラ砂漠があること
イスラム圏の国であること 以外のことは
恥ずかしながらほとんどわからない。
だけど、人は人の子だ。


理不尽さに対して
静かに抵抗をすること
現実にははかりしれない恐怖だろうし
恐怖は生きる意志をを削ぐだろう
だけど この映画からは 
恐怖よりも 強さを感じられる
悲しみから得られる 静かな強さだ
いま僕たちに 
理不尽さへの抵抗がどれくらいできるだろうか
泣いて泣いて泣きやんだら 歌を歌おう 
たとえ現実は変わらなかったとしても 
それがジハードなんだと思う

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