エコマイレッジ活動③ ～出場前の意気込み～
こんにちは。
公式note編集部です。
今年６月に掲載した当社のエコマイレッジ活動について、引き続き、リーダーのＨ・Ｓさんにお話を伺いました。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
〇エコマイレッジとは？
エコマイレッジは、「１リッターのガソリンで何km走行できるか？」をテーマに掲げたモータスポーツです。国内で『Ｈｏｎｄａ エコ マイレッジ チャレンジ』という大会があり、当社からは「宇都宮テクノパーク」と「松本営業所」の２チームが大会に出場すべく、車両を製作しています。
全国大会では、学生から大人まで幅広い年齢層が参加し、アイデアとチームワークで燃費の極限を目指して競います。
〇前回から改良した点があったら教えてください。
９／３の走行テストで、大会当日の車検違反となってしまう事象が発生しました。
ルールでは、エンジン以外のモータなどで駆動してはいけないことになっており、エンジンがなくても発進ができてしまう場合は、車検違反となってしまいます。今回は、エンジン始動のための、セルモータを回しただけで駆動が繋がり、発進してしまう事象が発生してしまいました。
本来は、セルモータを回した時、駆動が繋がらないようになっていないといけません。
大会まで残すところ１ヶ月を切ったところでの、致命的な欠陥です。
すぐに原因を追求し、走行テストをした日に、おおよその原因を予測しました。
予測があっているか十分に検証する時間もなく、駆動部品をすぐに再設計し９／１７の３連休初日にようやく、改善が見込まれました。
そして、９／２８現在、無事に走行の確認ができ、解決しています🌸！！
〇改良の際に、工夫した点、苦労した事があれば教えてください。
問題が発生した駆動部品は、軸に通す形で取り付けています。その軸に駆動部品が噛み込んでしまう現象を解決するために再設計を施しましたが、軸を通す駆動部品の内径寸法を幾つにするのかが設計者としての腕の見せ所でした💪。
セルモータを回す時のみ、駆動部品が軸の表面上を滑ることができる状態にしないといけないため、非常に難しい設計でした。
〇大会に向けた意気込みなどがあれば教えてください。
優勝することを常にイメージしながら開発を進めています。
また、社外への宣伝車両として堂々と披露できるよう、質の高い車両づくりに取り組んでいます。
これを妥協したから、勝てなかったという言い訳をすることがないよう尽力をつくして大会に臨みます👍✨
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
ありがとうございました。
皆さんのマシンへのこだわりと、チャレンジ精神がとても伝わってきました。ぜひ、万全の状態で大会に出場してください！！大会を楽しみにしながら、皆さんの活躍を応援しています✨。
技術者派遣／請負・受託開発のアルプス技研 (alpsgiken.co.jp)
当社のエコマイレッジ活動に興味がある皆さん、当社で一緒に活動しませんか？
アルプス技研 採用サイト (alpsgiken.co.jp)