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大百池公園 1

千葉市にある大百池公園 10.7haもある公園の約1/5を大百池(おおどいけ)が占めています。

1652年には大百池村に貯水池としてこの池が存在していたようです。
公園の大地部には縄文時代の住居跡も地下に存在していることが確認されています。

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この辺りでは一番大きな公園で池と公園の間には京成千原線の線路が高架で通っています。

ここから2km上流の泉谷公園で生まれた水はおゆみ野道を通ってせせらぎとなってこの池に流れています。

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台地には雑木林やアカマツ、スダジイの大木があり運動公園やお花見広場があります。
大百池側には芝生広場や遊具広場もあります。

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今、大百池の回りはガマの穂で覆われていました。
おゆみ野はオシャレなレストランやケーキ屋さんなどたくさんありますが、なぜかここだけ見渡すとどこか遠くの地方に来たような錯覚に捉われます。

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池には大きなコイがたくさん泳いでいました。
ガマの穂も珍しかったのでフカフカの穂を触ってみると昔話のイナバの白うさぎを思い出しました。

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ガマの穂の花粉は蒲黄といって薬用になるそうです。
雄花も雌花も花びらはなく、雄花は散ると軸だけが残り雌花が茶色いソーセージ型のガマの穂になります。

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晩秋になると、ガマの穂がほぐれて風によって飛散し、水面に落ちると種子が実から放出されて水底に沈み、そこで発芽するようです。
ずっと水際に生息しているのはそういうことだったのかと思いました。

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フリガナがないと読めなかった💦

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次回は高架をくぐった反対側の林と城ノ台遺跡を紹介します。



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