【MTG】タイムレス:勝ち組デッキを探せ!
はじめに
皆さんこんにちは、ラック君と申します。
さて、今回のテーマは1月14日に開催された『The Arena Coliseum』の入賞デッキの中から勝ち組デッキを探していきたいと思います。
入賞デッキの紹介と注目のカードを紹介していきます。
タイムレス環境の最新の情報を皆様にお届けしていきたいと思いますので、参考になれば幸いです。
過去のタイムレスの記事はこちらからどうぞ!
それではさっそく始めていきましょう。
The Arena Coliseum - Timeless Trials $1K
フォーマット:タイムレス/参加者92人
1位 Jund Midrange
2位 Jund Midrange
3位 Mono-Green Titan
4位 4-color Omnath
5位 Grixis Control
6位 Mono-Green Titan
7位 Mono-Black Devotion
8位 5-color Control
トップ8デッキリストはこちらからどうぞ
今MTGアリーナで最もホットで熱いフォーマットである『タイムレス』
その『タイムレス』で海外で大型賞金大会が開催されました。
参加プレイヤーはなんと92名!とその勢いが伺えます。
MTGアリーナで使用できるカードであれば全てのカードが使えるがウリの新フォーマットは、まだメタゲームが確立しておらず、群雄割拠でどのデッキも可能性を秘めているのでどれが勝つのか全く読めない大会でした。
■デッキ紹介:Jund Midrange
未知のフォーマットを制したのは、なんとタイプの異なる【ジャンドミッドレンジ】が1,2フィニッシュの結果となりました!
どちらのデッキも構成がだいぶ異なりますが、どちらにも共通しているのは《血染めの月》がメインから採用されている点です。
次の項目で詳しく見ていきましょう。
■注目ポイント
《血染めの月/Blood Moon》
『タイムレス』環境はモダンと同じく多色環境です。
多色環境を許さないカードの代表として《血染めの月》はあまりにも有名ですね。
1枚でハーフロックが完成してしまい勝てるカードが、メインボードから複数毎採用されている点が、今回の勝ち組デッキである【ジャンドミッドレンジ】の決め手になったことは明白です。
フェッチランド環境なのでどのデッキも影響が少なからずあります。
常にケアをしていないとハマってなにも出来なくなるかもしれません。
特に以下の2種類のアーキタイプは致命的になりやすいです。
【Domain Zoo】は5色で多色の強力なカードをふんだんに使うデッキですが、全て山になればデッキはただの紙の束になります。
【Mono-Green Titan】は強力な《死者の原野》が山になれば、決め手のないデッキになってしまいます。
《血染めの月》を使う側になるか。
《血染めの月》に立ち向かう側になるか。
それが問題だ!
《危険な反復/Perilous Iteration》
このカードには誤植があります。
正しくは「次のあなたのターンの終了ステップの開始時に~」です。
プレイしたターンと次のターンエンドまで使えますので、お手軽に2枚分のアドバンテージを稼ぐことが出来ます。
マナ総量が2以下のカードとは、土地カードも含まれますので土地をプレイする前にこれをプレイしたほうがいいでしょう。
《暗黒時代の後継、ジャーシル/Jarsyl, Dark Age Scion》
強度に合わせたマナ総量のカードを墓地からタダで唱えることが出来ます。
強力なアドバンテージ手段であり【ジャンドミッドレンジ】ミラーではこれをいかに安全に着地させるかが勝負の決め手になります。
どのデッキ相手でもそれなりに活躍しますが、天敵は《時を解す者、テフェリー》です。
『常在型能力』の効果でインスタントタイミングで墓地から呪文をプレイ出来なくなるので注意が必要です。
■デッキ紹介:Mono-Black Devotion
黒単信心でお馴染みの黒単デッキです。
タイムレスでは《暗黒の儀式》と《ネクロポーテンス》が使えることでフォーマット発足時から人気のアーキタイプです。
従来型は《才気ある霊基体》や《夜鷲のあさり屋》を使ったタイプで『絆魂』持ちでライフを回復しながら《ネクロポーテンス》でドローを進めてアドバンテージと『信心』を増やしていくものが主流でした。
『タイムレス』環境はクリーチャー除去がレガシー級に揃っているため、すぐに除去されてしまいなかなか安定しない感じが否めなかったです。
しかし今回大会で登場したタイプは上記クリーチャーたちを多用するタイプではなく、プレインズウォーカーを多用することでデッキの構成も大きく変化しています。
次の項目でそれら12枚採用されているプレインズウォーカーたちについて詳しく見ていきましょう。
■注目ポイント
《夢を引き裂く者、アショク/Ashiok, Dream Render》
《暗黒の儀式》から1ターン目からプレイすることが出来てしまい、かつ盤面に強烈なインパクトを与えます。
先手でプレイすると対戦相手をそのまま投了にまで追い込むこともしばしば。
その強さの理由は『常在型能力』にありまして《フェッチランド》の土地サーチが出来なくなります。
これだけでも多色デッキを始め2色デッキでも初手に《フェッチランド》しかなければ完全に機能不全に陥ってしまいます。
さらにはこの大会でもトップ8に2人送り込んだ【Mono-Green Titan】に対しては致命的なダメージを与えることが出来ます。
キーカードである《原始のタイタン》もサーチする事が出来ずに、ただの6/6/6のクリーチャーになってしまいます。
《忌まわしき干渉者、アショク/Ashiok, Wicked Manipulator》
今回このデッキのリストを見て1番気になったのがこのカードだと思います。
始めは筆者も使い道が理解出来なかったのですが、少し回してみて…なるほど!と思いました。
『常在型能力』が《ネクロポーテンス》と相性抜群で、ライフを支払うことが置換されてライブラリートップを追放するので、ライフの損失なしでカードを手札に加えることが出来ます。
ただライブラリーが凄い勢いで無くなるので引きすぎないように注意が必要です。
忠誠度-2の効果で生成できる『ナイトメア・トークン』も《ネクロポーテンス》の追放効果で+1+1カウンターが乗るので強いです。
《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》
モダンやレガシーで暴れ回っていた《マイコシンスの格子》とのコンボはMTGアリーナでは未実装のため残念ながら使えません。
しかしながらメインボード戦からその時々の状況に合わせてサイドボードから手札に加える能力は強力です。
1番サーチするカードは《真髄の針》で、様々なカードに対して高い対応力がウリです。
『常在型能力』も強力で《敏捷なこそ泥、ラガバン》から生成される『宝物・トークン』を起動出来ないので、マナが出なくなるのも地味に効果的です。
終わりに
最後までお読みいただきありがとうございました。
『タイムレス』は本当に刺激的で楽しい環境なので、MTGアリーナをプレイしているプレイヤーは一度触れてみてはいかがでしょうか?
その際にこの記事が皆様の助けになれば幸いです。
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→ラック&バイス@AlphaBetaUnlimi
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