万年筆界の王道 M800について語る【Pelikan Souverän M800 Black Brown】
万年筆界の双璧
一言に"万年筆"とは言っても、現在では様々なメーカーがその制作に注力しており、多くのヴァリエーションがあります。
しかし、"万年筆の王道"と言われれば話は別でしょう。
その言葉で多くの人が想像するであろうものは、MontblancのMeisterstück(149)、若しくはPelikanのSouverän(M800・805)シリーズでしょう。
今回はそんな万年筆界の双璧を成す、Pelikan SouveränシリーズのM800
Brown-Blackについて語っていきます。今回も長文とはなりますが、
是非最後までご拝読ください。
絶対的ベストセラー
800番台の特徴
ニブの素材が18K
重量感・サイズともにしっかりと手に馴染む
滑らかな書き心地
SouveränM800番台の特徴は個人的にいえばこの3つかなと思います。
このシリーズはかなり万人受けするようなスペックをしています(尚お値段)。
シンプルイズベストを体現したかのような、それでいてMeisterstück149とは異なり、同じシリーズでも多くのカラー・デザインのものを恒常品・限定品として販売している点も魅力の一つです。
その中で手元にあるのは2019年限定生産品のBrown-Blackです。
Souverän M800 Brown-Blackの魅惑の風貌
僕はこの万年筆をそこまで細かい文字を書く用途で使うつもりはなかったので、2番目に細いFにしました。末尾が0なのでニブはゴールドとシルバーのバイカラーです。
軸の色はその名の通り渋めの茶、といった感じで他の限定色や2013年に出た茶縞とは異なり"燻銀"の言葉がこれほどかというほど相応うような色です。
角度や日の当て方によっては鮮やかに映えます。ただ色的に透けにくいのか、仕様変更後の個体かはわかりませんが、インク窓はかなり明るい光に当てないと見えづらいです。
この画像の投稿で初めての200いいねを記録したということもあり思い入れ深い一枚。
拘りの万年筆には、拘りのインクを。
Brown-Blackに呑ませているインクはPelikan EdelsteinのGARNET。かなり濃く深みのある赤といった感じで、鮮やかな茶色にも見えるインクの色はこの万年筆の軸にベストマッチです。
最後に
今回は文房具・万年筆マニアのあこがれであり万年筆界での絶対的王道であるPelikan Souverän M800のBrown-Blackについて紹介してまいりました。
ぜひこの機会に万年筆の沼にハマっていただけたらと思います…笑
最近ではリーズナブルかつ高品質なモデルも各社より多数販売されているので、ぜひそちらの方も検討なさってみてはいかがでしょうか。
ご拝読いただきましてありがとうございました。
それでは、また次回の記事で。
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