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補うふたり

出会いに無意味なものは無いと思っています。
上手くいかなかった友達も、恋人もたくさんいますが、その過程を経て今関わる人達と人生を進んでいきます。

なぜ運命は出会うはずの無い私たちを引き寄せたのだろう。
お互いに足りないところを補い合うようなあなたの存在にドキッとした。
あの時から少しづつ自分の時間がまたしっかり動き出したと思っている。
時にこの関係が精神を取り乱すこともあるけども、それ以上に回復へと容易に向かわせてくれる。

お互いに絶望みたいなものを経験し上手くまえに進めない2人だった。でも、そんな類似する関係だからこそ相手の考えることを手にとるように理解し辛さをはんぶんこにすることができる。
1度、共倒れしやしないかと思って彼を拒絶したことがあった。
辛い思いをさせたし、それを選択したはずの私自身ですら辛く後悔しかない選択だった。

でも、どうしても辛くてやはり助けを求めた。
手に取るようにわかるお互いの気持ちに癒された。
本来ならば、今更なんだよと怒られそうなところ彼は寛大に私を包み込む。嬉し泣きしてしまったと思う。

もし、この関係を手放してしまったら二度と取り戻せない。
この先、地獄か天国かなんて分からない。
でも、2人で迷いながら生きているということに意味がある。
生きづらさしか無かった2人にとって、迷い迷いながらもお互いを、理解しあうことで生きていける。

どんな状況であれ、あなたが死を選択するなら私も死ぬ。だから、2人には不利な状況が続いたとしてもどこかでシルク糸みたいな細いものであっても細々と繋がって生きて行こうよ。

最後に私は選んで貰えないのは死ぬほどわかっているけど、自分で生きていけるようになるまでお互いいまはつっかえになろう。

あなたが何をしていようが、どう考えていようがあなたのことをさらに愛してしまうとおもう。
バランスが大事だからベッタリにならないように上手く立ち回るけど、募る思いはたくさんある。

発展なんてしなくても、この意味のあるしあわせが続きますように。
あなたが
わたしのことを好きだと言ってくれることだけでも幸せだから、これ以上望まないように。

#大人の恋愛 #遠距離恋愛 #エッセイ
#ここまで書いたら何となくねむれそう

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