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市町村巡り#5 北海道八雲町(やくもちょう)

#4 森町  #5 八雲町(この記事)  #6 長万部町


 こんばんは!あるぱー(@Alpaa_ca_)です。

 今回は、北海道二海郡(ふたみぐん)の八雲町(やくもちょう)について書いていきます。


1.北海道八雲町(やくもちょう)の基礎データ

八雲町の場所と範囲

   面積: 956.08 km²
   人口: 14,834人(2023年10月31日)
役場所在地: 北海道二海郡八雲町住初町138

(出典:Wikipedia -> 八雲町

前回の合併: 2005年10月1日(熊石町を編入)

  来訪日: 2023年8月28日
 来訪目的: 北海道旅行(仙台~青森~函館~苫小牧~仙台)


八雲町役場

2.自分とのかかわり

 前回「#4 森町」に引き続き、こちらも「はじめまして」の街でしたので、インターネット検索で少し情報収集をしてみました。

 八雲(やくも)という地名は、八雲地域を開拓した旧尾張藩主・徳川慶勝公が豊かで平和な理想郷建設を願って須佐之男命(すさのおのみこと)が結婚のために新築する家を喜び祝うために歌ったとされる古事記所載の和歌「八雲立つ 出雲八重垣 妻籠みに 八重垣つくる その八重垣を」にちなんで名付けられました。

 八雲町は北海道南西部、渡島半島のほぼ中央に位置し、豊富な海産物をはじめ酪農・農業などの1次産業が盛んな町です。また、「北海道木彫り熊発祥の地としても近年、注目を集めています。

八雲町の概要 - 八雲町ホームページ (yakumo.lg.jp)

 町の公式サイトによると、なんとあの「木彫りの熊」発祥の地とのことでした!
 スイスのベルンのお土産品を参考にして、大正時代の1924年頃に、ここ八雲で第1号が制作されたらしいです。(想像していたよりも、比較的最近の話のようでした。)


 木彫りの熊といえば、もちろん幼少期から馴染みのあるものですし、今回の北海道旅行の際、函館にて手のひらサイズの木彫りの熊をお土産に購入していました。
 パソコンのディスプレイのすぐ横に置いており、今も視界の中に入っていますw
 「自分とのかかわり」という点では、木彫りの熊が一番のものになるでしょうか。

 また、一次産業の面では、これまでの街の例に漏れず水産・農業がとても盛んで、酪農についても道南で随一の規模を誇っているそう。「北海道酪農発祥の地」とも言われているそうです。

 恐らく、今までも無意識のうちに、スーパーで八雲産の野菜などを手に取ったりしているに違いない。。今度、野菜売り場を見る際は、産地をよくチェックしてみたいと思います。

3.気になるポイント

・日本で唯一、太平洋と日本海に面する町
 なんといっても、地理的に最も興味深い特徴としては、この点が挙げられるのではないでしょうか。
 八雲町の公式サイトでも、「日本で唯一 二つの海をもつ町」と大々的に宣伝されていますね。

 最初に聞いた時は「あれっ、そうなの!?」と少し意外な気持ちにもなりました。
 しかし、よくよく日本地図を考えてみると、そもそも本州部分は日本海側から太平洋側まで距離がありすぎるし、その時点で可能性がありそうなのは北海道か、本州の先端部分(青森県・山口県)くらいしか無いんですよね。

 地図だけで見れば、山口県下関市もなんとな~く日本海と太平洋(?)に接しているように見えなくもないですが、、これは太平洋というのか、豊後水道というのか瀬戸内海の一部なのか… ちょっと自分には詳しくはよく分かりません。
 港湾関係の法律上の名称といった問題もあるかもしれません。(そちらの分野はあまり詳しくないので、今回は深追いはしないでおきます!)

・「二海郡」という郡名について
 八雲町は2005年10月に熊石町と合併しているのですが、太平洋側の山越郡八雲町(渡島支庁)と、日本海側の爾志郡(にしぐん)熊石町(檜山支庁)が合併し、新制の「二海郡」(ふたみぐん)八雲町となっています。
 この郡名は合併の際に新設されたもので、読んで字のごとく、二つの海に面しているという地理上の特徴から名付けられたものだそうです。

 なんとなく、「郡」の名前は古くからその地域で馴染みのある地名等が使われているイメージがあったのですが、平成の大合併で「郡」の名前が新設されたという例は、個人的に初めて聞きました。そういうパターンもあるのですね。
 Wikipediaの二海郡のページには、同じく、平成の大合併の際に新設された郡について、4例ほど挙げられていました。

・木彫り熊資料館
 八雲町は「木彫りの熊」発祥の地であることは先述のとおりですが、町内には「木彫り熊資料館」があるそうです。

 どれくらい先の話になるかは分かりませんが、いずれまた渡島半島の西側の市町村を巡る旅もしないといけませんので、両方の海に面している八雲町にはまた訪れることになると思います。
 ただ、渡島半島のちょうど一番くびれている所とはいえ、日本海側の熊石地区との距離を調べてみたところ約33kmある模様。。旅程の合間に往復するにはだいぶ遠い距離かもしれません💦

 いずれにせよ、今後行ってみたいスポットとして覚えておきたいと思います!🐻

4.その他(追記・補足など)

(今後新たなトピックや、次回訪れた時にぜひ行ってみたいスポット、やってみたいことなどが出てきたら、ここに追記していきたいと思います。)


 それでは、また次の街で!✋

2023/12/12 初稿投稿


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