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2024J1第19節札幌vs横浜FMの感想

片付けも終えて帰る時に観た特別ユニ。
西野とは、アンタ、 " 理解って " るね……?

あの負け方をした京都戦の次の試合でこれだけの試合をやってくれたのであれば、あとはこれを19試合やって、その中で勝てればいいと思えた試合だった。

結果は負けで、結果自体は「辛く苦しいこれまでに積んでしまった辛さに更に追って盛るようなもの」ではあったのですが、しかし内容や個々、チームに抱いた思いというのは、「これをあと19試合やってくれるんであれば、それは行けると思いたいし、これでいけねぇなら仕方ねぇ」と思えるような、戦ってる試合だったなぁというのが印象です。
実際のところ、決定機の質と数、実際の結果まで含めて横浜に分のある試合ではありましたが、札幌は札幌で相手の選手としっかり戦い、逃げず、チャレンジして(それは失敗する事もあるけど、仕方ないだろう!相手あっての事やからね)、そんで、足掻くべきところで足掻いて、PK取られてしまった事は結果の数字の重大な要因ではあるけど、アレもまぁ気を付けては欲しいけどしゃーないし、うん、やるだけやってたよ。って思える試合でした。ホントに。見る人によって見え方は違うし、見え方関係ねぇーんだよ勝てよと言いたい人も居るでしょうが、それが叶うかは勝てよと言ったところで変化が起こるでもなく、試合に参加するでもないファンの類というのは期待をするしかない存在で、そんな中、自らの願いや祈りを具現化せんと舞台で踊る彼らが生み出す神事の結果というのはどうしても埒外から祈りを届ける我々には左右できないもので、「こうなる事だってある」というもんだと思います。(加害の意図もなくボールにも触ってるけど、しょうがない、不可避のイエローとかあるじゃん…)
しかし、何回も書き留めるけど、この日はホントにその舞台での踊り、祈りの先にあったのは、まさしく「それをやってくれよって思ってた!」という質のサッカーおよび戦いであり、その結果、相手に競技の結果として負けたんであれば、それは清々しくも仕方ないわって思えたんでございます。
そりゃあ「踊り手を抜けるがままにしたのは…」みたいな話し始めたらキリねーし、そんなのはめいめい好きにやってりゃいい。
ただね、

6/23の札幌ドームのピッチ上で、札幌の選手たちは、ちゃんとやった。
でも負けた。悔しい!
ただ、試合結果は負けたけど、ちゃんとやり切ってた。
それが、俺は嬉しかった。

という感想ですし、何回も言うけど、
こういう試合を見せて、やり切って、その果ての結果が12月にどうなってたとして、それは「やるだけやったけどダメだったな」であり、それは仕方ねーや次だ次、人生も札幌も続くんだよってなる話だと思うのですよね。
正直東京V、京都とどうにもならんぐらい自分らでケーキにクソをかけるような試合しくさって、それはホントに辛かった。折り返す前に手前が折れてんじゃねーよ!みたいに思ってたので、リーグ折り返しの試合で、結果が伴えば最高だったんですけども、そうではないにせよ「俺らまだ死んでねぇ!」ってのを見せてくれたのは嬉しかったです。
(よそのファンは「いやとっくに死んどるやろ」って言うでしょうが、俺が生きてるって言ったら俺にとっては生きてるし、最初に死んだ奴が最初に生き返るんだよ… だからって最初に死ねって訳じゃないし、当然死なないのが一番いいですが、一回死んでる以上はもう復活を祈るしかなく、まだその黒く焦げた躯の奥底に、燻り燃え上がらんとする、赤く光る熱いものを見た… ってのがさ、いいんじゃないですか。わかれよ)

レオファンサンクスマッチなのでレオファンステッカーを貼っていく

選手短評だ!

菅野:明確に2点、あと1点ぐらい防いでいたので、仮にPKがなくても0‐2か0‐3だったのをPK込みで0‐1にしてくれた物凄いGK。ちょっと凄かったホントに。
高尾:すみません、正直もうファーム暮らしだろうなと思ってたんです。スタメンの発表を見た時は今日はボコられるな…と諦めに近い境地があった。ごめんなさい。でも、この日はホントに戦ってた。ボールをつけられた際、まぁあんまりチャレンジせずに戻しちゃうのはまぁありましたが、それでもこの日は対面の相手に絶対負けねーぞっていう意地みたいなものを見た気がしました。すっごいカッコよかった。
岡村:強力な横浜FMの選手たち相手に一歩も引かず、ロペスにもそこまでの仕事はさせなかった。素晴らしい。
中村:これまで一試合で何回かあるような抜けがなく、しっかりと集中してプレイ。相手も堅かったので飛び道具は出せなかったが、十分3CBとしてPKのみの実質ゼロに貢献。ヤンマテウスの走り出しについていけないのは仕方ない。あれはヤンマテウスが悪い(速い上手い強い)
近藤:長谷川と近藤と武蔵で切りつけるぞ!という一番槍をやり切った。勝利という結果にはならず、また得点もなかったが、真ん中で潰れさせてファーに飛ばすクロスはかなり武器になると思う。全然通用してた。
馬場:物凄くしんどそうな中盤で頑張って前を向こうともしており、また、高尾がキッチリやっていたのもあってボランチに専念。4バックに変更後は右SBになったのかな。すっげぇ頑張ってた。
駒井:ゲームキャプテン。とにかく周りがスムーズにいくよう、決定的な穴が露呈しないよう、陰日向にチームを支え続けた。不運にもPKを与えてしまったが、こういう黒子に徹しきれる目立たないゲームキャプテンという像もあっていいと思う。今日のメンツだとボランチ確定なんだけど、相手との差し合いの上ではボランチがもう一人いたら(いないんだが)トップ下で使いたかった感はある。
菅:完全グネりの超痛そうな捻挫から復帰。ちゃんとやってた。菅を効果的に走らせることがなかなか出来てないけど、十分脅威足り得ていた。復帰おめでとう。
小林:フリーキックで相手の選手にアッパー気味に入れたのか、暫く相手がダウンしていた。そこそこ武骨なスタイルのサッカーだったこともあり、そこまでボールに絡んだ感じはなかったけども、90分間やり切ってくれた。
長谷川:今日のMOM(多分みんなそう思ったと思う)一人で攻撃の怖い所を演出しまくっていた。最後の最後が決まらないのはこの日の札幌ではあったのですが、ホントにサッカー、攻めに関する事がとにかくうめぇ……
鈴木:そりゃトップフォームではないのかもしれないし、もうそれを期待してもいけないのかも知れない。でもこの日は(この日も)相手をひきつけ、味方をマークを空けて、チャンスメイクに貢献していた。初日がね、流れから決まって欲しい!状態はホントに良くなってきてると思います。

あの試合を見せてくれたので、「札幌の敗北に勝つ!」とかそういう心はなく
ただ、よりよい生、誰かに何かを押し付けない俺の満ち足りた生
としてのグレートビクトリー(ランニング)を行った。

児玉:出番なし
家泉:4バックに入ったのかな。相手の鋭さにもひるまず、試合を壊さず終了。頑張ってました。
西野:出番なし
田中ヒロ:出番なし
原:強力な相手にどうかと思ったがようやっとった。
田中カツ:相手がカチカチになったところだったのでなかなかドカンともいけず。しかし破綻はさせないというのが今年のルーキーの頭の良さ、質の高さを感じさせると思っております。
大森:出番なし(使うかと思ったけど余らせましたね)

大森選手が出なくても、蕎麦はそこに在り、俺はそれを啜る。
大森選手も生きていて、俺も生きている。
札幌と俺、俺と札幌、俺と大森、大盛りと俺に主従はない。
ただ、大番の蕎麦と、腹が減った俺。
それが「在る」だけなのだ。

次節以降に向けて

そりゃキツイけど、まぁもう仕方ないんで。
鳥栖がマリノス戦未消化で17、札幌との差は6。得失点が17離れてるので実質7。それはまぁ、うん。
じゃあ鳥栖湘南京都よりあと3つ余計に勝てばいいんでしょう!?
(とすると前半参考にすると5勝+3勝で8勝……8勝?え?そんなに勝ったら俺喜んじゃうよ!いっぱいお酒飲んじゃう♡)
言うててもね、仕方ないし、やっぱりファンである僕みたいなもの(みんなそうでしかないのだ)は、祈りを汗かいてやめずに続けるしかねーんだってのは古代戦士ハニワットの戦いを見ればわかると思うのですよ。祈る、祀る、そうしたものの中にどうしても存在する人の心の機微、澱み、そういったもんはあるし、除いて漂白しきれるものではないけども、誰かが皆を代表して「その場」に立たなければならなくて、そこに祈りが必要であれば、それは全力で一心不乱に捨て鉢でもなくまさしく全力で祈るしかない訳ですよ。

(↑マジで「迫力」があるので、獅子舞とか、そういうのやった事ある人は読んでみて欲しいと思います。6/28まで全話無料!)

そういう事っていうか、その作業(全力で一心不乱に祈る、という事)は凄く大変だけど、やっぱり「結局」というと少し寂しさは感じますが、俺なんかは、選手が頑張ってマジで戦ってるの見たら、グッとくるし、それこそ勝手にそれに元気的なものを貰えて、やるぞってなって、そんでそれが応援になるってサイクルの端もあるんだよなって思ったわけでございます(むろん、最初から選手にサイクルの端である応援のエネルギーを渡すのが初手でありたいけど、やっぱ選手というか、代表してやってくれてるスター、選手、そういった存在の命の燃える輝きって、ちょっとマジでレベルちげーわって、そういうのを、なんか、ふと感じた試合でもあったんですよ。俺は)

札幌の選手がやってんの見て、嬉しかったし、報われて欲しいなって思ったんで、あの、やっていきましょうぞ。

あと、招待などの効果もあったか26,677名のご入場を頂き大変場内イイ感じに雰囲気あったと思います。それは素晴らしい。
ただ、あの、札幌ドームさん、マジで、試合後、コンコース、めっちゃ、暑かったし、片付けの時鬼程消耗しました……冷房、下の方では何となく感じたんですけども、上の方はやっぱ熱気が登るのね~って思った。

追伸

ハーフタイムに札幌ゴール裏の方でバズーカして下さってた札幌のアイドルユニットであるフルーティーの皆さま、私は……対抗措置、み~んなアイドル。俺だってアイドル。という事でi☆RisさんのRealize!(名曲)のサビムーヴを展開したあと、大きい片ハートを出しておったのでありますが、それにお付き合い下さり(つまりレスを頂き)ありがとうございました。
※私のコンタクトあってないので詳しくはアレですが、紫……ハスカップ或いはピオーネ、衣装の印象を見るにハスカップの方だったと思います。はい。その節は本当に重ね重ねありがとうございました。

なお、僕がやっていたi☆RisさんのRealize!サビムーブは以下の通りです。
皆もやれるようになろう。やれるよ。

~ENDE~

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