客室露天風呂に抱かれろ……note版 兼 清水vs磐田を風呂入りながら見た話
追記※タイトル画像が見た感じ煽り感強めになった事は謝罪いたします。これは、noteで薦められるタイトル画像作りアプリのCanvaが悪いという事で許してください。
私は疲れていた
何やら上半期の仕事の後始末というか、9月末までって言ってた仕事に関して9月末までに出来なかった理由と10月以降のまき直しみたいなところの約束事をアレして、10月はとにかく一つ一つやっていく、たとえそれが神に背こうとも。というフェーズになり、仕事上がどうにも立て込んでいる。
逃げられないというか、淡々とやるとして、暴れたい、緩めたい、今の自分を何らか解放したい、してあげたい。みたいな疲れがあった。力みがヌケない感じ。
このままでは潰れてしまう。俺が。それはよくない。過去2回完全に潰れた経験があるが故に理解る。俺は、容易く潰れるし、正直弱い。であれば、一発ここで必要なのだ。
客室露天風呂が……!!
客室露天風呂とは
客室についている露天風呂の事である。
これの何が大事かというと、いちいち同行者に
「あ~、今から風呂行ってくるわ。行く?鍵増やしてもらう?どこで待ち合わせる?あ、部屋にいる?俺……長かったら1時間ぐらい入ってるかもなぁ。ちょっと分からない。でもまぁ、夕飯前の30分ぐらいには部屋に居れるようにするわ」
みたいな確認、気遣いをさせなくても済むって事で、
即、服を脱ぎ、入れば、そこは露天の、しかも温泉。
こんなことがあってもいいのでしょうか!?ミラクル……!
トウカイテイオー田原成貴!
一年ぶりのレースを、制しました。
みたいな奇跡が、オフシーズンなら12,000円ぐらいで楽しめるんですよ(あと、飯もうまい)
参考動画↓
休む計画
サッカーの観戦予定なども鑑み、そこには被らないようにしながらも、休暇をいつ取るか考える。という事を9月終わりぐらいにした。
参考までに、昨年は最終節の前のアウェイ戦を当て込んでいた。
2021年最後らへんの清水vs札幌を、客室露天風呂を有する温泉宿に泊まりつつ、DAZN観戦する。という最高のそれは、2点リード?を軽く追いつかれるという残念さではあったものの、その、試合を見ながら温泉に入るという貴族シチュエーションが大変なんというか、罰当たりというか、申し訳なさというか、その、「俺だけ、すまん……w」みたいな気持ちが強く、禁断の果実みがあった。
(スタジアムの上層に、温泉に浸かりながら下々の争いを眺むる事が出来るシュワルツローズのてっぺん席みたいな奴を提供したら、これ案外趣味の悪い大人に売れるんじゃないですかね……!)
というような愉悦を味わいたかった訳では全然なくて、まぁ試合が無い週末、行くのはニセコのエリアなんだけど、スキーシーズンはクッソ高価になり、俺のごとき人間の収入では遊びにいくのもままならん宿でも、雪が降る前は比較的安価に泊まれるっつーことで、まぁ遅くて11月末、今回はとにかく休みたいという気持ちが強かったので、9月の終わりぐらいだったかに、10月末に近い週末の空き室を確認し、予約と相成った(旅行支援が適用されるのは全く知らなくて、あとで適用対象となる事を伺い、かなりお得に泊まれた。国を、諸問題を、どう導こうみたいな意図の見えないクソみたいな政権運営だとは思うがそれはそれ、これはこれ。サンキューキッシ♡)
宿泊日に、静岡ダービーが……?
で、宿泊の予定の日に、更なる、まぁあんまりそういう風に言っても良くないんだけど、楽しみがプラスされた。清水vs磐田戦だ。
目下J1残留争いの中の、既に足が溶け始めている磐田と、ついこないだまで余裕気味にしていたがいつの間にか寝てる砂浜が(母なる、生命のスープたる)J2の海水に浸食されてきて、もう日差しから守ってくれていたパラソルも流れてしまったような清水。この対戦が、この週末に、災害の関係もあり、降って湧いた。
(こんなことがなくても、普通に客室露天風呂に入り、ぬくぬくと時間を凄し、ビュッフェ形式の夕飯と、買い込んだお酒をちびッとやって、また好きに風呂に入って、寝て、翌朝も即風呂、メシ、風呂、チェックアウトと楽しむつもりだったのは信じて欲しい。試合が「ない」予定だったんだ……)
残留争い上の殺し合いを眺めるという愉悦
まさか自軍札幌の試合がない週末に、こんな趣味の悪い、コロシアムで繰り広げられる決闘士同士の殺し合い、ライオンvs奴隷、そうした純然たる『見世物』が、急に開催されるなんて思う訳ないじゃないですか……
※既に残留が確定していると、この試合のヒリヒリ感というのは味わい切れない。と思う。数字上は万が一の可能性を、正直札幌が払拭しきれていないからこそ、清水vs磐田が、札幌にとって都合がよく、また、何も決まらない「磐田の勝利」或いは「引き分け」を望む事に、いくばくかの切実感と、ゾクゾクを付与する訳だ。その、殺し合っている戦士に、ともすれば自身も殺される、滅茶苦茶にされるかも知れない、しかし、一応は守られている、でも……という、アレだ。(※あれって言われても通じないとは思うが、アレだ)
清水vs磐田の様子
然して温泉に入り、FireHDをホテルのWi-Fiに繋いで視聴を開始する。
この辺の試合評はそういうのが好きで得意な人に任せておけばよいと思うが、自分が見た感じだと、とにかく前プレして破綻をおこさせ、カオスのままにゴールを決めてしまいたい磐田と、いなしてロングカウンターで盾チクして削り殺したい清水。という構図に見えた。
磐田の前プレ、狩場でのボールハントはいい感じだったが、前半20分で概ね体力というか弾が尽きたような印象だったし、実際清水がポコッと点を取ってしまった。これはきっと虐殺が始まるな。と思っていたら磐田はまぁホントによく粘って、攻撃の手こそほとんどないけど、最少点差のままロスタイムに。今更ジャーメインとか遠藤入れてどうなるもんでもあるまいという感じではあったが、なんとペナルティ付近でのファウル?ぽい清水のセルフジャッジ的な間隙を、「首位横浜相手に大金星をあげて首の皮と血管を一応は繋いで見せた選手」が多分拾って、折り返し。トラップは浮いてしまったように見えたが、難しい高さのボールをジャーメインが見事な技術でボレー。磐田が土壇場で追いつく。
その後千載一遇の逆転勝利シュートが外れてしまうなどの不運もありつつ、磐田は一応の引き分けを手にした。
もし清水に勝たれていると、磐田と清水との勝ち点差が7に開いてしまい逆転不可能に。最大勝ち点も34となり、得失点差の関係で福岡も京都も抜けないのは自明であるため、事実上の自動降格が決定したシチュエーションだった。
(この引き分けで磐田の最大勝ち点が35。現段階で勝ち点34までのクラブが他に4つあるので、何なら自動残留だって無くはないし、ガンバと京都という「対戦を残した当事者クラブ」を2つ含んでいる。斯様に、他力を満たす事は必須だけど、半分は磐田の頑張りによって満たさせることが出来る。決してゼロではないのだ)
休んだので気持ちよかった
望外の「客室露天風呂に浸かりながら残留争いの直接の利害関係者同士が激突する静岡ダービー(結果としては札幌の自動降格が完全になくなるという意味での最善・磐田勝利 ではなかったものの、最悪ではない引き分け)を見る」という謎の体験が出来た温泉宿泊旅行となった。
夏の始まり、冬の手前、一年2回程度ここに通えたらいいなぁと思って毎年過ごしている。
道中は紅葉が綺麗で、また、帰りの日は空気が冷たくもあった。じきに冬だ。スキーにも行きたいし、また、別途雪深い宿で温泉も楽しみたい。
久し振りに宿泊を楽しめた、よい週末であった。
皆様にあられましても、客室露天風呂、チャレンジしてみてはいかがかと思います。
あとは道中の写真などシバいて終わりとうございます。
写真たち
初日
中山峠~留寿都~高野珈琲店~ルピシアのアレ~ひらふ亭
2日目
ひらふ亭チェックアウト~ニセコビュープラザ~蘭越の道の駅~黒松内の道の駅トワヴェール&ピザドゥ~伊達の道の駅~帰宅
付記・オカルティックな交通安全感覚について
帰りは黒松内から伊達まで下道で行き、余りに疲れたため伊達から高速に乗った。すると苫小牧でまず最初の事故渋滞。あらおっかないねぇ、発煙筒が綺麗だねぇなどと会話しつつ通り抜ける。どうも単独っぽく、左前をヒットしてスピン、車線を二つ塞いでターンエンド。という感じであったと思うが、ともあれ運転手・乗員に怪我などなければな、と思っていたところ、更に苫小牧を抜けて恵庭辺りまで戻ったらまた事故渋滞の予告電光掲示が見えた。
ここで高速を走り続けても良かったのだが、こんな短期間に二つも事故現場に遭うという事は、今日の高速はなんや知らんが、悪い(よくはない)な!と、オカルティックに判断。横を通る一般道である36号を使って札幌に帰ろうと、高速を降りた。
これで別に早く帰れたとか、得したとか、そういう事を狙ったつもりはなくて、とにかく「事故が重なった、よくない、平たく表現すると、縁起の悪い道路、から離れたかった」という感じだ。グラップラー刃牙でいうところの、渋川剛毅の護身完成というか。(まぁなんにせよ、心穏やかに、自分が変にそわそわせず、納得して、のんびり運転できるようにすることが、何より交通安全にとって大事な事だと思う次第です)
まとめ
仕事などで疲れたら、思い切って休もう
客室露天風呂は本当にいいぞ
ルピシアのビールはうまい
蘭越のそばはレア度が高い
黒松内のピザはうまい
黒松内から伊達は下道を使うと線形が悪い
伊達のハンサムは小さいたい焼きみたいなもんでかわいい
事故が重なるようなところからは逃げるのがよい
あと、道央あたりは今が紅葉のピークだと思う
それでは!!
この項、了
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?