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モンゴル旅行記その3
さてゲルの中のことです。
ゲルはオーナー一家のゲルとゲスト用のゲルが2つ並んでいます。
わたしたちが泊まったゲルの中を紹介しますね。
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まず入り口。靴は外で脱ぎます。でも雨になりそうな時は中に入れます。かなり小さなドアで157センチのわたしでも頭をぶつけます。気をつけていても無意識で出ようとして何度かぶつけました。
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入り口の横に洗面台がありますが、上にタンクがあって、使うためには水瓶から柄杓で水を掬って入れなければなりません。でも蛇口を捻ってもチョロチョロしか出ません。水は下にバケツがあってそこに落ちます。
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ハンガーと荷物置き場。たっぷりあります。奥に見えるピンクのはわたしたちのものではありません。スーツケース2つ余裕で全開にできます。手前に見えるのはストーブの煙突です。
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ソファ兼ベッドです。ここに2人で寝ます。手前は柔らかいですが奥が板の間級の固さでした。
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ミニテーブル。電気ケトル、充電器など用意されています。手前には水瓶2つと柄杓、シャワー用の牛乳缶みたいなバケツ。
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ミニテーブルの横にはオイルヒーターとミニボックス。ストーブは使いません。夜はかなり冷えるのでオイルヒーターはありがたかったです。火事の心配もないしね。何しろ布でできているので火事になったらもうすぐに全焼ですね。
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後日いった観光センターに置かれていたゲルの模型。英語を話せるオーナーの妹さんに聞いたら昔は11人の子どもと夫婦。つまり13人でひとつのゲルで生活していたそうです。ドヒャーと思いましたが、そのせいもあって家族の絆はかなり強いようです。
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さてこの日は10時出発ですが8時ごろには目が覚めてしまい、出かける準備をしていたら昨日のお母さんから山羊のミルクティー飲みにこない?とお誘いを受けたので伺いました。
お母さんのゲルはこんな感じで入り口近くにミシンがあって何か塗っている途中でした。お母さんは英語話せませんが翻訳アプリで会話しました。作っているのはゲルの外側に巻く布のようです。
食卓の近くにご家族ご先祖の写真があり、許可をもらって撮影しました。お父さんはずいぶん前に亡くなられたそうでお母さんには5人子どもがいます。そのうち1人は日本に住んでいるそうです。その子どもを訪ねてお母さんも日本に行ったことがあるそうです。
ここで衝撃の事実が!
外見から勝手に70歳くらいかな?と思っていたお母さん。実は56歳なんだそうです! わたしより年下だったとは😱
お母さんとても良い方で多分手縫いの民族衣装を着せてくれました。
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ゲルの前で写真を撮ろうと言ったらお母さんも着替えてきてくれました。良い思い出になります。感謝。
そうこうしているうちに迎えの車が来ました。ドライバーは空港まで来てくれた人と同じです。この方、名前も聞かずに旅が終わりました💦 あとから聞いたらオーナーのいとこで30歳だそうですが娘は「チョコレートプラネット」の長田に似ているのでずっと「長田くん」と呼んでいました。もちろん本人にではなく
「長田くん、どこいった?」
「長田くんの車はあそこにあるね」
という感じでわたしと娘の間でだけですが。
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この長田くん、目が合うとニコッとしてくれるのですが、日本語英語全く話せません。なので必要な時は翻訳ソフトを使ってやり取りするしかありません。例えばトイレに行きたい時、困りますよね。それで翻訳したものをスクショして、その都度見せることにしました。
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これを信号待ちの時などに見せるとトイレのある店を探して停まってくれます。なのでお気に入りに登録して行きたい時はすぐに見せられるようにしておきました。
すみません、長くなったので今回はここまでにします。お読みいただき感謝です😊
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