ハワイアンキルトを美しく仕上げるコツ
ハワイアンキルト教室講師12年の私が
美しいハワイアンキルトについてお話したいと思います。
本場ハワイPOAKALANIのキルトをずっと守っていきたい
そんな思いを込めて、当たり前のこともありますが大事なことなので
書いておきます。
©️’Naia-aloha'2020 JUN
美しいハワイアンキルト
生地の裏表を見極めて
表が表に来るように。
やっぱりしつけは大事。
しつけの前には、まち針で歪みなく留める。
これは大鉄則です。
アップリケのコツを掴んで一針ずつ丁寧に
アップリケは針先で折り込むようにして
手アイロンをしっかりとかけて
落ち着かせてからやっと縫い付けます。
手アイロンがかかっていないのに
針で縫い付けることはモチーフがガタガタになることになってしまうから
この工程は丁寧に一針一針面倒を見て仕上げていきます。
キルティングは一針一針上げて縫う
この方法は流派が関わってきますが
キルトトップ、キルト芯、裏布がしっかりと縫える要素として
やっぱりこの方法に落ち着きます。
他の縫い方もあって、決して否定はしませんが
私の方法は一針ずつ上げて来るキルティングの手法です。
キルトラインは描かない
布用の消えるペンやチャコペンシルなどで
布に直接線を描いてキルトしないようにしています。
絶対に消えるという保証はなくて
美しく仕上げるためには
ラインが見えて消えないことが起こらないように
気をつけています。
正確にスケールで測った後は
そのラインを短いまち針で打ちます。
まち針からまち針を繋いでキルティングをすることが
きれいに美しく仕上げる事だと思います。
パイピングが肝心です
額縁ともいうパイピング。
せっかく綺麗に仕上げたキルティングの総仕上げですので
きっちりと仕上げないと台無しになってしまうので
とても気を使う作業になります。
大きな作品ではキルトしていない部分の歪みをとるために
ひと手間を加えてからパイピングします。
ポイント5つを凝縮してお伝えしました。
あとは実際に針を動かしてみて初めてわかる事だと思います。
ハワイアンキルトの奥深さもあり
生涯続けることは心の豊かさにもなっています。
亡き親友の思いを込めてキルトした作品
家族で行ったハワイのハナウマベイの思い出をキルトに。
この作品は、親友の旦那様に託しました。
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