バンコクの景色で思い出すのは、河と道が多いです。道といえば、去年久しぶりに行ったバンコクでは、前はなかったような小さな道に、横断歩道や信号がありました。ゆったりのったりした南国の思い出が、急に普通の町の景色に変わったように感じました。

20年前、バンコクで道を渡るのは楽しい経験でした。近付いて来る車の運転手さんとアイコンタクトを取りながら、片手を体の斜め横に出して押さえるようなポーズをしながらゆっくり渡ると、車は止まってくれました。だからゆったり歩いてきて、そのままゆったり道を渡れました。南国の人のゆったり美しい所作にぴったりな歩行者優先ルールでした。

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