パーフェクト・デザイン
月は上弦に限る。
満月のパワーも
下弦の朗らかさも
それはそれでいい。
だけど
月はやっぱり
上弦であるべきだと思うくらい
上弦の三日月は
デザイン的に
パーフェクトだと思うのです。
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ちなみに
どっちがか上弦でどっちが下弦か知っていますか?
冒頭で僕は「上弦がいい!」と言ってしまってますが、
僕が好きなのは厳密には「明け方の上弦の月」か
「日没直後の下弦の月」という意味なんです。
上弦の月と下弦の月を図解で説明します。
つまり、上弦・下弦の定義は、月没時の弓の位置が上か下か、ということなんです。
なので僕が好きなのは上弦でも下弦でもなく
「弓の部分が下にある月」ということになるんですね。w
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昔々。
僕がまだ20代の30年以上前の頃。
どうしても月齢一夜未満の生まれたばかりの月を見たくて
新月(月が真っ暗で太陽光線が月の裏側に当たってる時)の夕方に
地平線が見渡せる月の入りの場所を調べて
真冬に400ccのバイクを飛ばして
生まれたばかりの線のような月を見に行ったことがあります。
夕方の地平線に日没までの数分間だけ
うっすら線のような奇跡のような姿を見せたその月は下弦だったと記憶しています。
[まさにこんな感じ。これは拾いもの画像です。中央にかすかに細ーいお月様が。。。。。。]
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まあ記憶とはそんなもの。
今となっては本当に見たのかどうかも
記憶の中でかすれがちでね。笑
あの頃は視力が1.5あったから見えた(認識した)けど、
もし今同じことをして同じような月があっても、
0.01の目では発見することすら叶わないと思います。笑
それでも視力がいい頃にチャレンジしてよかったなと。w
毎日のように昇っては沈むその月にも
そんな風に一生に一度かという思い出をくれたりもするわけで。
かと言ってその思い出の鮮明さはそんなものだったりもしてね。
そう思うとね。
特別でもなんでもないとしても
やっぱり目の前の月を毎回楽しもうと思うのです。
特に欠けた月。
明け方の上弦の三日月や
夕方の下弦の三日月の
あのパーフェクトなデザインをね。
(´∀`*)
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