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なぜスターバックスに

先日、朝スタバに立ち寄って新しく出たマグカップを衝動買いした。

(まだ暑かったけど)秋らしいデザインでコーヒーが美味しく飲めそう。一号店「パイクプレイス」のロゴが入っているのも素敵。

大きいサイズで、ガブガブ飲みたい私にはちょうどいい。飲み口が広くて冷めやすいのも猫舌の私にはちょうどいい。

スターバックスのマグカップでコーヒーを飲みながら、ふと思い出したのは、家にある白くてシンプルなスタバのマグカップ。
祖父の形見のカップだ。

私の祖父は晩年は埼玉の小さな町で一人でケアハウスで暮らしていた。大学生の私は一人でよく会いに行った。その頃、私の両親は日本にいなかったので、祖父が両親の代わりのような存在だった。

祖父の家の近くにスターバックスがあり、祖父は毎日そこへ行くのが日課だった。
私が訪ねていくと、必ずそこでコーヒーを飲みながら色々な話をした。
祖父は巾着にスタバのマイマグカップを入れて持参していた。

ウッドデッキのテラス席があって、隣の公園の緑がよく見える店だった。
あんな店舗が近くにあったらいいなぁ。

その頃は今ほど頻繁に行くこともなかったので、祖父と行くスタバは特別な感じがした。

その頃の温かい記憶がうっすら残っているのかもしれない。
毎度、スタバへ行くと気持ちが落ち着くのは。

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