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娘の沖縄山村留学

娘アリナは、小3から小6までホームスクールを経て、現在、沖縄県の渡嘉敷島で公立の中学に通いながら山村留学をしているのですが、子供が成長していく上で【山村留学】というのも我が子ながらなかなか良い選択だなぁと思っています。


ホームスクールのメリットとして、

◉子供が親の側で安心して学べる
◉好きなこと、やりたいことを集中して学べる
◉自分のペースで学べる

と色々ありますが、心と体の成長過程において、自分自身をある程度客観的に見れるようになった時に、

このままホームスクールでいくのか?
はたまた学校に戻るのか?

と考えるようです。

その時期が義務教育の節目である小学校6年生の時ではないかな?
と思います。

娘の場合、大人になった自分を想像した時に〝勉強はちゃんとしておきたい〟と思ったようです。

しかしルールがいっぱいで勉強づくめの公立の中学校は行く気がしない。その上、地元の中学校となると〝不登校だった〟という目で見られるのが嫌だ、と色々考えることがあるようです。

コロナ 渦でなければポルトガル留学を考えたのですが、日本での学びとして選択肢に挙がったのが【N中等部】【山村留学】

高校で言えば、学校法人角川ドワンゴ学園(通称【N高等学校】)が教育業界の時代の波に乗っており、とても人気&評価が高いのですが、N高在学生から〝こういう中学に通いたかった〟という多くの声で出来たのがN中等部。国・算・英は必須、その他の科目は自分の好きなものを選べます。しかも選択肢が今の時代に合ったクリエイティブなものが多いです。テストと評価で成り立っている学びではなく、自分のやりたいことを追求できるのと、そのネットワークを生徒同士で作ることができるので、今の時代に合った学校だと感じます。

そこでN中の説明会にオンラインで参加もしました。ただ残念なことに、現在のところ千葉校はオンラインのみで、通いの設備が整っていないとのこと(需要は多いらしいので、それほど遠くない未来に通えるN中が千葉にできるとのことです)。

もう一つ、山村留学
日本の田舎のいたるところで過疎化が進んでおり、行政がサポートしながら留学生を受け入れています。

山村留学のメリットとして、ざくっと

◉自然がいっぱいの場所で生活できる
◉他の家族や友達と生活することで社会性が学べる
◉地域の人たちみんなが留学生を気にかけてくれる
◉学校が少人数なので、先生達が手厚く子供たちに関わってくれる

があり、親以外のたくさんの人たちに育ててもらっている感じです。留学先によってその土地の特質も違うので、その土地のメリットも変わってくるかと思います。

娘の選んだ渡嘉敷島の場合の魅力は何と言っても〝美しい海で毎日泳げる〟ことではないでしょうか?

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沖縄に留学したいと選択したのは娘なのですが、当初、渡嘉敷島久高島の2箇所を見学しました。特に久高島は、もともと不登校の子供を受け入れることが多かったようです。

留学生と話しをする中で〝島に来てから勉強が楽しくなった!〟とは〝島に来てから成績が上がった!〟という声を何人かから聞きました。そして何よりも自然の中で活き活きと生活している姿が眩しいほど魅力的でした。ゲーム&ネット依存症だった子供たちが(たいていの場合、携帯を触ることのできる時間に制限があるため)〝ネットやゲームがなくても大丈夫になった〟との声も。

色々とメリットと思われる点はありますが費用はやはりかかります。山村留学の月々平均は4〜9万円のようです。山村留学制度のようなものに加入している里親先があり約3万円控除してもらえるところもあります。多感で柔軟な子供時代にこれだけの学びができるということと、塾や私立の中学を選んだ場合もそれなりの費用がかかるので、そう考えるとお得な気がします。

ただ、一番大事なのは〝(親が選ぶのではなく)本人が山村留学をしたいかどうか〟です。その事は久高島でも渡嘉敷島でも確認されました。親が子供のためと思い山村留学を選択した場合、親元を離れての生活となるため子供はその生活が苦しくなっていくようです。


ホームスクールの先の選択肢としてこんな選択もあるよ!というのを伝えたくて紹介させて頂きました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!!

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