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わざわざ、考えなきゃいけないこと?

前からお勉強しているとお伝えしている古典や人間学的な考え中で
「日常の心がけ、心構え、人としての在り方、人との関わり方」
これら全てにおいて、家の中と外とはリンクする、らしく

お仕事を上手く運びたいなら
もう一度「人に好かれる生き方をしなさい」
そう言われて迎えた週明け・・・

全ての基本がヒトとしての存在の原点で、つまりそれが家族だとするなら
家族、家庭とそれ以外の場でしかない、ってこと・・・?
そうなると、子供が存在するのは幼稚園や保育園に始まり、
大学や専門学校などの学校という教育機関で、
それ以降は「はたらく場所」に変わるだけ・・・

うちの母、働いていませんというヒトもいるけれど
それは雇用関係の問題で、家という場所に存在しながら
奥さんや母として、地域社会の中で何らかの働きはあるはず。

「働くってことをどう云う視点から考えるか」

家の仕事と書いて「家事」

働くってことを、
どうやって誰かのために自分を役立てるか、って考えると
その為に出来ることを出来る場所が「会社」みたいなものなのかも。

でも、今はどこかに所属しない人も沢山いるわけで
友だちの延長で「なんかやろう」と漠然とした話が飛び交ったり
「とりあえずサンプル頂戴」という目的が見えないまま進んでいく話に

ほんまにこれで良い?

と立ち止まってみると、
手を動かしてモノ作りをする人間にとって、
その手を動かさず、話しをして、カタチ作っていく作業の時間は
何もしていない様でとても不安にもなる時間。

だけど、その無形ともいえる時間がとっても大切で
ヒトとの関わりの時間やその中身が「商品」となって形作られる

「香り」やその強弱など、其々が描くイメージを明確に数値や形に変えていく

「スッキリした香りで」と言われても
スッキリが「レモン」なのか「ミント」なのか
何を指すのかは実は全く伝わってこない、イメージ上の話。

でもこれ、「とりあえずサンプル頂戴」もいっしょで
ゴールを描けているから直ぐに制作にかかりたいということなのか
ただ「パウダーアロマ」がどんなモノなのか知りたいだけなのか
大切なことを掴みきれない、
香りのイメージの話より実は手ごわい案件にもなりうる話、なのです。

だから、いまはサンプルはほぼ渡しません。
というか、タイミングや必要性をしっかり見定めてからお渡しします。

モノ作りが好きで、でも話すことも書き伝えるコトも好きだからこそ
コンサルティングという仕事の時間を大切にしてこそ
最近増えている、異業種のコラボが上手くいくのかも。
そう思って、先ずはお話をお聞きするという時間を大切にしています。


仕事だからって、わざわざ「はたらく」って考えることも大切だけど
その前に「自分ってどんな人間だろう」とか
弱みも強みも含めて、生きてきた全部の時間から拾い集めてみると
大雑把に見えてくるんじゃないかな。

ヒトって、本質の部分ではそんなに簡単に変わらなくって
いま「世話好き」な人は、幼稚園の時から世話好きで
ままごとでもお母さん役ばっかりやってたそうです。

自分を知って、自分の活かし方を考えてみて、それが今いる場所で役立てることが出来そうなら「やってみたい」とか「やらせてください」という自分発信も良いかも。


結論、「はたらく」ってことを、時間や場所、条件、どういう部分で掘下げて考えていくのかも人それぞれ。
お勤めに行っているかどうか、そういうことじゃなく、
きっと生きている間ずっと関係する
「誰かのために何が出来るか」ってことを考えながら
その時々で答えもアップデートしていければいいのかも。

ちなみに、
コラボの時のTEAM MEMBERは、メンバーさんたちで
お客様の商品作りに携わっている時は、顧客様もTEAM MEMBER

今までの商習慣にとらわれず、
事業者と顧客が新たな関係を築いていく事を考えていくのも面白そう!
そんな風に「はたらく」をいろんな視点で見ていきながら
これもじっくり関わり、声を聴く中で見えてくるのかな、と思っています。

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