新築か中古か。戸建かマンションか。中古マンションリノベーションを選択した理由
こんにちは。
インテリアコーディネーターの美紀です。
2022年に中古マンションを購入し、フルリノベーションをしました。
中古マンションはこのような不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。
「マンションはローン完済後も管理費がかかるから戸建ての方が良いのでは?」
「中古を購入するのは少し気が引ける・・・」
また、住宅購入は新築か中古か。戸建かマンションか。選択肢が沢山あり迷われている方も多いと思います。
今回は私たちはなぜ中古マンションを購入しリノベーションすることを選んだのかお話しします。
元々は新築派でした
中古物件はデメリットが多い
私は幼少期、父の仕事の都合で転勤族の家庭で育ちました。アパート、二階建ての戸建、平屋、マンションの社宅に住み、中古住宅は間取りが生活に不便で、虫が出やすく、設備が古くて使いづらいと感じていました。なので家を購入するなら絶対新築派でした。
リノベーション物件での生活
初めてリノベーション住宅で暮らしたのは結婚してからです。借りたアパートが築35年のリノベーション済み物件でした。
リノベーション物件で暮らしてみて、共有部は古いものの、間取りは使いやすく、設備も新しかったので新築に近い暮らしができると感じました。
それから中古物件もリノベーションができれば住みやすくなるかもと思うようになりました。
マンションを選んだ理由
ライフスタイルにはマンションが合っている
物件選びの条件は、夫が都内勤務で、私は基本在宅ですが時々都内に行くので、都心へ出やすい場所で探すことでした。駅近は通勤時間に大きく影響するので、重要なポイントでした。
また、戸建ては駅近物件が少なく、あったとしても手が出せる金額ではないことが多いです。それに比べマンションは駅近も多く、特に中古マンションは多いです。駅近の場合は買い物できるお店も多く生活に不便しません。
リノベーション工事費がある程度予想ができる
中古をリノベーションする場合、戸建ては壊してみてから分かる不具合によって予定より工事費がかさむことが多いようです。マンションはある程度予想ができるので検討しやすいです。
戸建てよりマンションは長く住める
戸建ては一般的に木造が多いです。一方、マンションは鉄筋コンクリートなどのコンクリート造です。
躯体寿命は木造は50年ほど、コンクリート造は100年以上と言われています。新築ならまだしも、中古を購入するとなると木造戸建ては少し心配になるかと思います。
メンテナンスの有無によってはもちろん短くなることも伸びることもありますが、マンションは大規模修繕が約12年に一度、一般的には行われているので安心できました。
中古マンションを購入する際はしっかり大規模修繕が行われているか、確認することが大切です。
維持管理費が必要だがマンションは手間がかからない
マンションを選択する懸念点は維持管理費でした。マンションには管理費、修繕積立金、駐車場代など住み続ける限りかかります。
一方、戸建ての場合は外壁塗装や屋根の修繕などの費用、庭の草取りなどの手間がかかります。
管理はお任せできる。(共用部は管理人さんや業者の方がやってくれる)
セキュリティが安心。(オートロック付きで防犯カメラがある)
宅配ボックスがあるので便利。
比較すると戸建ての方がコストはかからないかと思いますが、休日庭の手入れで終わってしまうことを考えると、手間はかからないので仕方がないのかなと考えました。
今後の中古マンションリノベーション
日本はこれまで「マイホームは新築戸建て」が主流でした。しかし、少子化や人口減少に伴い空き家が増えてきて、社会問題となっています。
また、生活に便利な駅前はすでに商業施設やマンションが建っていて、家を建てるなら駅から離れた場所か郊外の開発地で探さなくてはいけません。利便性を考えると中古マンションを買うことが、これからもっと当たり前になると思います。
そのまま住むのではなくリノベーションをすれば、家族のライフスタイルに合った間取りや好きな内装にすることも可能です。中古マンションリノベーションは、これからもっと広まっていくと思います。
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