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拝啓 佐野様

社会人一年目、岩手に配属され最初の一年は本当に友達がいなかった。

社内にて特定の方から徹底的にいびられ、精神をすり減らし、家と会社の往復のみでほかにやる気も出さずじまい。
弱音を吐く場所もなく、セルフコントロールができない日々だった。

振り返りますと負のスパイラルを抜け出せたのは2年目の年末、サッカー大好き、女遊び大好き、コミュニケーションおばけの佐野さんがチームに入ってきてくれたお陰です。

・フットサルチームに入ってとっても素直な男子看護師と友達になれました
・その繋がりでいろんな合コンや街に繰り出して芋づる式の出会いがありました
・仕事で得意先を2人で担当して、いろんなスキルを学べました
・得意先の先生と佐野さんと3人で街に出て、普段、絶対体験できない色んな経験ができました
・佐野さんきっかけで遊びに行ける社内の先輩が増えました

郷に入ることは厭わない私でも入り方が分からなかった。それを教えてくれてありがとうございました。

お陰で私は東京に帰ってからだいぶ遊ぶタイプの人間になってしまいました。

コロナで一人の時間が増え、過去を振り返った時、営業部時代の自分は本当に幸運だったと常々思う。

・上司の言葉をそのまま面接でアウトプットし、公募面接に運良く合格出来たこと
・最初の赴任先の上司が有能だったこと
・佐野さんに出会って岩手を好きになれたこと


怪我をしたレイエス選手の代打として、川崎宗則選手はメジャー昇格を掴んだ。
2ヶ月間、ファンに強烈な印象を与えたが、レイエス選手の復帰とともにマイナー降格が通告される。
その際に放った言葉。

自分もこんな事が言える人になりたいと思ってた。
佐野さん、別々の道を歩んでもう5年ほど会ってませんがお元気でいますか?
今更ですけど改めて言わせてください。

"I'm so lucky. I'm so lucky. And thank you."

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