見出し画像

第二回「俺はただ…ただ…幸せにしてやりたかった…」

先々週、記念すべき第一回目の投稿が終わりまして
まぁ、もう先々週の投稿で大体の”雰囲気”はみなさん掴めたのではないでしょうか。
これはね。もう今年一番面白かった物書きとしてノミネートされちゃうのではないでしょうか。

と、いうことで。
皆様の感想なんかをご紹介するところから始めたいと思います。

薄目で読んだけどキモかった。
これはすごいです。褒めてないです。この(絶賛)でノーカンオッケ〜!
みたいな感じで許されているのもかなりポイント高いです。
素晴らしい感想ありがとうございます。

最高に気持ち悪くて好き。
これも同様でございます。(褒めてる)で全て許されちゃうゾ!みたいな流れです。
気持ち悪くて好きという言葉ですが、そもそも「気持ち悪い」と「好き」は
全く真逆の位置に座っている言葉なのにも関わらずその二つが組み合わさってしまっている。
こんな言葉を生み出せるのはもはや令和の時代僕だけなのではないでしょうか。
ありがとうございます。

気持ち悪くて面白い。
「ふぅ・・・やれやれ・・・困ったもんだぜ・・・」
気持ち悪いのが面白いとはもう恐れ入った!!!
もうこうなったら僕怖いものないよ!!税金くらいしか!!
税金くらいだよ怖いもの!!あとはもう大丈夫だよ!
だって!!俺!!気持ち悪いのに好かれてるし、気持ち悪いのに面白いんだもん!!気持ち悪いけど!!!
本当にありがとうございます

もう顔文字つけりゃ許されるってもんじゃない。
面白かったです!だけでいいのに!!なぜだ・・・
気持ち悪いってさ。バンドやってる人間にあまり言わない言葉だと思うんだよ・・・
なのにみんな気持ち悪い気持ち悪いってよ!!!わかってるじゃねーか!!!
ありがとうございます!

ほーら!わかってんだもん!!!!
みんなもうわかってんだもん!!仮にもバンドやっててライブとかしてね?
お客さんが感動とかしてくれたり、有難いことにたくさんの方に支えられて今日まで音楽活動している人間ですけど、もうバレてんの。
僕が気持ち悪いこと。バレバレなのよ。
ならもうかっこなんてつけれませんよね。だってカッコつけたところで
それ嘘なんだもん!!

去年、別のアーティストさんとコラボ対談させていただいた時に
「ライブやバンドでのポリシーみたいなのありませんか?」みたいな質問いただいて僕「嘘はつかないこと」って即答したんだもん!!
なら、もうカッコつけれねぇよ・・・。嘘になっちまうもん・・・。
嘘・・・つきたくないもん・・・トトロいるもん・・・。

なら、もう吹っ切れて。
僕は僕の踊り方で踊るしかない。
カッコつけたところでもう化けの皮は剥がれてる。
もう・・・やっちゃうぞ!!!やっちゃうもんね!!!
気持ち悪いの向こう側に全員まとめて連れて行くからな!!!

コラム第二回目
始めますから!!!!行くぞ!!!!

---------------------------


はいでたーーーーーー!!!!
もう出たーーーーーーー!!!!
前回の「おねがい☆ティーチャー」から今回の「君が望む永遠」
これはもうゴールデンルート。完璧なナビ。
本当にみなさんありがとう!!!と声を大にして言いたいです。僕は。

この作品。元々はPCエロゲーだったんですけど
スケベなシーンがカットされている版がPS2で販売になったんですね。
どんな内容かと言いますと。

主人公(即ち僕ですね)は高校三年生なのですが(本当は31歳です)
進路でめっちゃ悩んでるんです。
友達の水月ちゃん等がもう進路とかバリバリ決めてるから僕は焦ってるんですよね。

これが水月ちゃんです。
それでも僕は「まぁ、なんとかなるっしょー」的なノリでダラダラ過ごしているのですが、ある日僕は本屋で内気な女の子に出会うんですね。僕がね。
出会うんです。その本屋では別に何もなかったんですけど、その数日後に夏祭りに水月ちゃんに誘われて行ったらなんとねその本屋で会った女の子が居るんすわ。

この子です。間違いありません。
この子は遥ちゃんって言うんですけどね。内気なのかなんなのか知らないけど僕のことちょっと苦手みたいで・・・気持ち悪いって散々言われてきてますからね・・・そんな奴好きになるほうが凄いよね・・・。

どうやら話を聞くと水月ちゃんとこの遥ちゃんなんとマブダチだったんですよね。世間って本当に狭いですね。
もうその話を聞いた時「えー!?マジで!?世間狭いンゴねぇ・・・」みたいなこと言った記憶ありますもん。

これがみんなで撮った写真です。懐かしいなぁ・・・。
ちなみにこれ向かって右に写ってるのが僕ですね。

で、まぁ。それからもねみんなで遊んだりするんですけど
やっぱり遥ちゃん僕のことを避けるんですよね。嫌われてるんだと思います。
気持ち悪いからね・・・そりゃ嫌われますよね・・・意味もなく「ンゴ」とか言っちゃうからね。ドン引きですよねきっと。
とか思っていたのですが・・・。

遥「コウヘイくん・・・好きです・・・」

嘘でしょ!?マジで!?ワイ!?ワイのこと!?え!?マジ!?
と。
遥ちゃんに急に告白されるんですね。
どうやら遥ちゃんは僕のことを嫌いで避けていたわけではなく
僕の事がLOVEっちゃってるから恥ずかしくて避けていたみたいなんですね。
くぅーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ・・・。

この恥ずかしがり屋さんめ。この野郎。
こんなに恥ずかしがり屋さんな遥ちゃんをね・・・ワイは傷つけたくなかった・・・。
まだ出会って間もないから「好き」と言う感情なんてこっちは本当は持ち合わせていないのだけれど、ワイは・・・ワイは・・・。

遥ちゃんの涙を見たくないんや・・・。
と言うことで僕は高校三年生(本当は31歳です)にして遥ちゃんと言う彼女が出来たんですね。
最初はやっぱりお互いに気まずいムード漂ったりね。しましたよ。
でも、なんとかそういった感じも乗り越えてね。今日もまた遥ちゃんとデートですよ。
待ち合わせ場所で遥ちゃんを待っていたのですがぜーんぜん来ない。
「あれれー?おっかしいぞー?」とメガネ探偵みたいなことを言っていたらですね なんとなく街が騒がしいと感じました。
人集りになっているところがあり目を向けるとどうやら交通事故が発生したそうなんです。

通りすがりの人たちの話が嫌でも耳に入ってきて僕と同じ高校の女生徒が巻き込まれたと・・・。

うせやん

僕はそんなはずはないと思いながらも焦りと不安が勝ってしまい
その事故現場まで走りました。
すると警察官の声がします。警察官は間違いなく僕の高校の名前と彼女の、
遥ちゃんの名前を少し冷たく無線を通して伝えていました。

僕の彼女が大きな事故に巻き込まれます。

そしてやっとオープニングムービーが始まるのです・・・。

ええ!?ここまで序章だったの!?マジで!?なっが!!!!なっが!!!!!

そうです。今回の「今日もすみませんでした。」まだまだ続きます。
本当に時間のある方だけ読んでください。

さて。OPが終わり時間は急速に流れ始めます。
3年後まで一気に時が進み、僕はなんと・・・

水月ちゃんにデレデレします。そりゃもうめっちゃデレデレします。

おい。お前遥タソはどうしたんやと言う声が聞こえてきそうですが
説明させてくれ。マジで。頼む。

あの後、遥タソの記憶はずっと3年前のままなのです。
その3年という時間修復を出来ないまま僕たちは成長してしまったのです。
遥タソとの溝も埋まらず僕らは僕らで勝手に大人になり、
彼女を置いてけぼりにしてしまいました。

水月ちゃんも水月ちゃんで遥タソと友達だし、
僕は僕で遥タソの中ではまだ彼氏のままだし、
だけど僕は遥タソとの時間の修復を出来ずに水月ちゃんにデレってるし。

三角関係じゃねーかよ!!!!!!

もうね。これ読んでるみなさんから石投げられる覚悟ですよこれ。
俺は・・・俺っちは・・・。

こんなにもモテてんだ・・・。

最低なのはわかってるンゴ。でも、でもな・・・。
時間は!!!時は!!!!巻き戻せないンゴよ!!!!!!

そんなンゴな僕ンゴですが。
そんな三角関係に疲れてしまって友人なんかにも相談したりするンゴね。
その中には女の子の友人も居るんですが、彼女にはなーーーーーんの
なーーーーーーーーーんの感情もないです。全く。

これ以上ねそんな風になっちまったら俺の心がTo loveるからね。

それがこの友達です。

彼女は愛美ちゃんって言います。すっごい優しいです。

そんな感じで僕は愛美ちゃんに話を聞いてもらいながら、水月ちゃんとのエンドを目指して、たまーーーーーに遥タソのお見舞いに行く生活を送るわけですね。

やっぱり遥タソの涙を見たくないと言って自分の気持ちに嘘をついた僕が悪かった。
だから、遅いかもしれないけれど・・・けれど・・・。

僕は水月ちゃんを選ばせてもらう!!!!!!

そう覚悟を決めた僕はPS2のコントローラーを握り締めながら
水月ちゃんに正式に告白すべく彼女の元へ急ぎました。

ああ・・・だめだこのゲーム・・・あまりに辛すぎる・・・
何故全員幸せになれねぇんだ・・・
恋ってやつは時に狂気に変わる・・・誰かが泣く事がある
なんて残酷な世界なんだ・・・畜生・・・畜生・・・

でも、このゲームを終わらせる為には誰か一人を選ばないといけないんだ。

だから、僕は遥タソが意識不明になった3年間。
ずっと僕を支えてくれた水月ちゃんを次は支えたい。
そんな気持ちが溢れかえっていた。

そして、物語は終幕を迎える。


みず・・・き・・・?

え・・・?
うせやん・・・

そうです。僕を待っていたのは遥タソでも水月ちゃんでもなく。
愛美でした。

な、何かの冗談だよな・・・?だって俺たち友達だもんな・・・?
僕の言葉なんてブラウン管に映る彼女には届かず、ゲームはエンディングに差し掛かります。

何故だ。何故、愛美なんだよ!!!!え!?嘘だろ!?おい!!!
俺は!!!!!エロゲー版を我慢して!!!!!わざわざPS2版を買ったんだぞ!?!?!?
「ふーん。エロゲーね。興味ねえや」くらいにスカして!!!!!
スケベ心を封印して!!!!水月ちゃんとの純愛を!!!!!!!
それだけを目標に突っ走ってきたんだぞ!?!?ふざけんなマジで!?!?
なんでよりによってお前なんだよ!?!?!?
これは何かの嘘だ。ありえない・・・。

よし。こうなりゃ俺と愛美の戦いだ。
最初からやってやる・・・何度でも・・・何度でも蘇ってやる・・・。

また初めからやるぞ!!!!!!!!

だから!!!!!!!!!!!!なんでまたお前だよマジで!!!!!
なんなんだよ!!!!!!!愛美!!!!マジで!!!!!!

そんなことある!?そんなにゲーム下手なことある!?俺!!

畜生・・・畜生・・・。
もう三度目の正直だからな。絶対に次は次は・・・水月ちゃん・・・
いや、もう水月ちゃんじゃなくても良い!!!!!

ま、愛美以外!!!!!!!愛美以外でお願いします!!!!!




もうコエェよ・・・
なんでだよ・・・

3回。3回同じゲームをプレイして。
3回。3回とも愛美エンド。

そんなことある?ねぇ・・・。
もう、君が望む永遠じゃなくて「愛美が望む永遠」じゃんこれ・・・。

こうして僕の望む永遠は訪れないまま物語は幕を閉じたのです。

人生もゲームも上手くいかない男の悲しい実体験(ゲーム内容に関して)でした。

今日もすみませんでした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?