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英文法の基礎(受動態[人がものを~する⇒ものが人に~される])

上の例文のように、[人がものを~する]の受動態の作り方に特に違いはありません。

ただし、物事には例外が必ずありまして、[人がものを(悪い状態に)した。]
⇒[ものが(悪い状態に)された。]
あれ?人が消えてますね。

このままだと禅問答なので、例文で見てみましょう。

誰かが窓を壊した。

Someone broke the window.
  (S)          (V)      (O)

ひっくり返します。

窓が(誰かに)壊された。

The window  was   broken  


(by    someone ).

何故(by someone)を括弧書きにしたかと言うと、「窓を壊した」といういけない事をした人間が
「名探偵コナン」みたいに「〇〇だ!」と特定出来ない場合は、
(by someone)は特に会話では省略される事が多いからです。


では何故省略されるのか?
それは、言葉は悪いけど「責任逃れ」
をしたいからです。
逆に(by~)をつける場合は、「~が(してやった)」というアピールの意味がつきます。

人間の弱さとでもいいますか、
「人がものに~する」という表現には光と影の両面があるという事ですね。

明日は最後「ものがものに~される」の文を見ていきましょう。

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