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「安全・安心を見て触って感じる!」羽田の機体工場見学が2年ぶりにリニューアルオープン

新型コロナウィルスの影響で中止していた羽田空港の機体工場見学が、航空機の部品を直接触ることができるコーナーなど施設を拡充し、2年ぶりにANA Blue Hangar Tourとしてリニューアルオープンしました。

ANAは整備の様子を見てもらうことで安全・安心への取り組みを知ってもらおうと1993年から羽田空港の機体工場見学を行っていて、これまでのべ120万人が参加しています。

2020年3月から新型コロナウィルスの影響で中止していましたが、今年4月から新たに体験型見学施設を拡充し2年ぶりにリニューアルオープンしました。
体験型見学施設は元々フォトスペースだった場所に新たに設けられたもので、実際に部品や工具に触れられるなど整備作業を体験できるようになっています。

ホールの中央にはボーイング787型機の垂直尾翼の実寸代模型が展示され高さおよそ8メートルに及ぶその大きさと重厚感を間近に感じることができます。

また整備の仕事内容を紹介するパネルも設けられ、スタッフの写真に吹き出しをつけた漫画風の展示にすることで子供でも理解しやすいようになっています。

このほか、エンジンメーカーが作った4分の1スケールのエンジンも展示され、ボタンを押すとゆっくりと回転しエンジン内部の動きまで観察することができます。

見学ツアーでは一度に案内する人数を制限したりツアーが開催されるごとに、お話会場や展示品などお客様が触れるところは全てを消毒するなど感染予防の対策を徹底しています。

ツアーは無料で6月までは平日の午前と午後の2回開催され、7月からは4回の開催に増える予定です。専用のサイトから予約することができます。
https://www.anahd.co.jp/group/tour/ana-blue-hangar/concept/

ANAビジネスソリューション
ツアーガイド 内藤 愛子さん
「実際に整備の様子を見ると音や機体の大きさなどで臨場感を感じることができます。整備士がチームワークで大きなエンジンを整備していく様子などをぜひ見ていただければと思います」

ツアーガイド 内田 有里子さん
「これだけ近くで整備の様子を見ることができるのは工場見学ならではです。航空機が好きな人はもちろん、就職先として航空会社に興味のある学生の方などにもぜひ参加してもらいたいです」