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女子大生がサウナーになるまで② -実践編-

サウナのお作法

早速サウナに向かう前に、簡単に「ととのう」ためのお作法をインプット。
基本的には
サウナ10分→水風呂1分→休憩10分
を3セット行うのが目安とのこと。
サウナに10分も耐えれる気もしなければ、水風呂に入れる自信もないが、
どうやらその忍耐の先に「ととのう」があるらしい...

ついでにマナーに関してもインプット。
色々論うときりがないが、基本的には下記を押さえれば大丈夫そう。

-体を洗ってから(当たり前だけど...)
-サウナに入る前には体の水滴を拭く
-サウナマット/タオルを敷くなどして、直接座らない
-喋らない

ということで、インプットを済ませたら早速アウトプット!
サウナへ向かった。

いざサウナへ

サウナイキタイで調べたサウナに向かうと、
外観は「地元にある普通の銭湯」という佇まい。
靴をロッカーに預け、番台さん(?)にサウナを利用することを伝えると、
大小タオルとサウナ室の鍵(靴ベラみたいで見ただけでは使い方がわからない。。)を渡された。

脱衣室に入ると、地元のおばあちゃんみたいな人から、
かなり若い人まで、年齢層は様々。
10円玉で動かすドライヤー、脱いだ服を入れる竹籠など、レトロな雰囲気。

まずは普通にお風呂をと思い、浴室に向かった。
とりあえず普通に体と頭を洗いながら、周りの様子を窺うと、
奥にサウナ室らしきものが見えた。
湯船につかりながらサウナ室の方を観察したが、
人の出入りはあるものの、肝心の鍵の開け方が全く分からない。。

しかし、ここまで来てサウナに入らないなんて意味がない!
...ということで、チキンな私、サウナに入る人と一緒のタイミングを装い、
やっとこさサウナへの入室を決めました。

ついに90度の世界へ

サウナの中は3段に分かれており、既に中には数名先客がいる。
一番上は熱気がヤバすぎるかも、、と懸念し、無難に中段をえらび、
サウナ室前に置いてあったビート版的なマットを敷いて腰かけた。
中の温度計によると、およそ90度くらい。
12分計があるので、おかれたテレビをチラ見しつつ、10分を目指します。

①~3分
意外といけるかも!という感じ。
熱いけど、耐えられない、という感じではない。

②~5分
前進に玉のような汗が浮かんでおり、汗を書くこと自体は
デトックスされている感覚があるので心地よい。

③~8分
身じろぎした際に、ずっとつけっぱなしにしているピアスが
高熱を放っていることに気づき、ピアスを外すべきだったと後悔。。
そして息が苦しくなってくる。

④~10分
8分超えてからはただの意地。
負けず嫌いを発揮し、(何と戦っているのかはわからないが)
祈るように12分計を見つめる。
冗談じゃなく、外にいる時の1/2くらいの速度で時間が進んでいる感覚。
耐えきれず残り10秒前から退室準備をし、サウナ室から出た。

16度の世界へ

とりあえず汗を流すべく、サウナから一番近いシャワーで汗を流した。
そしてここからが最難関の水風呂...
とりあえず足に水をかけ、冷たさに慣らしてみる。
この時点で心が折れかかったが、「ととのう」を体験するためには
ここを乗り越えねばならんのだ...!という気合で入水。

胸辺りまで入ると気道がきゅっとなる感覚があるが、
なんとかゆっくりと肩まで入水。
呼吸が止まりそうになるが必死に息をする。
予習では1分入れとのことだったので60秒数えたが、
たぶん冷たさでめちゃくちゃ早くカウントしたと思う。

外気浴へ

全身冷え切った感覚で水風呂から上がり、外気浴スペースに向かう。
据え置かれた白い椅子に腰かけ、全身を脱力。
水風呂から上がった時点で、めまいのようなぐらぐらする感覚があった。
座ったことで一定それが落ち着いたが、心臓がどきどきしているのを感じる。

徐々に心臓のスピードが落ち着いてくるとともに、なんとも言えないほわほわした感覚が襲ってきた。
本当に何とも言えない感覚なのだが、あえて言語化するとすれば、
「雑念が遠のいていき、頭がすっきりする感覚」
という感じ

これが整うか!!と感じた。まさに新感覚。
ほくほくした感情を抱え込みながら、初心者ながら2セット目に向かいました。

以上が自分の初サウナ体験記。
③でサウナのメリット、これからサウナを始めようという人に向けて簡単な記事を書こうと思うので、③へ続く。

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