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"はたらく"を起点とした場におけるコミュニティマネージャーとは?、に対する仮説

Hello, World!

初めてのnote投稿。
大阪にあるコワーキングスペース GRANDSLAM のりょうさんがスタートされた企画 #コワーキングアドベント2023 に乗っかりまして、12月21日を担当します!

みなさんの投稿はこちら

素敵な機会をありがとうございます!




まずは自己紹介

かげやまなおき(影山直毅)です!
1991年京都生まれ。国際基督教大学(ICU)卒業。

『「都市」も「地方」も「働く」も「暮らす」ももっとオモシロくできる!』というビジョンを掲げる、"はたらく"を起点とした場の総合プロデュースカンパニーである株式会社ヒトカラメディアのメンバーです。

(経歴)
ソフトバンク株式会社で法人営業・営業企画からキャリアをスタートして、そこから不動産会社の新規事業チームへ参画。不動産を使った事業企画や、シェアオフィス・コワーキングスペースの新規立ち上げ・運営を推進。その後、株式会社ヒトカラメディアへ参画し、京王電鉄が開発したミカン下北内にあるワークプレイスSYCL by KEIOを立ち上げ、店主/コミュニティマネージャーとして運営を担っています。また、同下北沢エリアでシェアキッチンの運営も。

街、空間、コミュニティで生まれる出会いが好きで、"出会いが出来事に繋がる"を軸に場づくりに携わっています。


言語化のきっかけ

ありがたいことに、最近コミュニティマネージャー(以下、コミュマネ)の仕事についてお話しをさせて頂いたり、取材して頂く機会が増えてきている一方で、なかなか上手く言語化できず、伝えきれていない現状にモヤモヤしていました。
そもそも、コミュマネという役割が存在する領域も様々。
リアルの場のコミュニティもあれば、オンラインコミュニティもある。
働く場なのか、暮らしの場なのか、学びの場なのか、またはそれ以外なのか。
ちなみに、私の属性はタイトルにもある通り、
『"はたらく"を起点とした場におけるコミュニティマネージャー』
だと認識しています。

そんな折、歴史を面白く学べるポッドキャスト『コテンラジオ』で『出雲発!コミュニティナースって何? ゲスト:矢田明子(Community Nurse Company)』の回に出会いました。(場やコミュニティに関わる皆さまには是非聞いてほしい。神回。)

コミュニティナース自体の紹介は割愛しますが、矢田さんはコミュニティナースのことを

『暮らしの身近な場所で、嬉しいとか楽しいなどの心身・社会的な健康を、住民と一緒になってつくる活動、振る舞いそのもの』

出雲発!コミュニティナースって何? ゲスト:矢田明子(Community Nurse Company)

と定義され、

地域住民の方とコミュニケーションをとるポイントを『暮らしの導線』のなかに置く

『出雲発!コミュニティナースって何? ゲスト:矢田明子(Community Nurse Company)』

と話されていました。

このあたりから着想を得たのですが、
"コミュニティナース"と"暮らしの導線"の関係性があるのだとすると、
"はたらく"を起点とした場におけるコミュニティマネージャーにも密接に関わる導線があるといえるんじゃないだろうか、と思ったわけです。



"はたらく"を起点とした場を起点に見えてくる導線

さて、"はたらく"を起点とした場においては、どのような導線があるのでしょうか。
私は3つの導線があるのではないかと、最近思っています。

はたらく導線

一人ひとりが1日働くなかでの過ごし方。環境。居心地の良さ。シェアされた場で働くからこそ生まれる人との出会いと繋がり。忙しい時もあればそうでないときもある。勝負所もあれば、誰かがいるから頑張れる瞬間もある。はたらく導線のなかには、コミュニティマネージャーが支えられるポイントが無限にある。
コミュニティメンバーそれぞれがどのように働いているのか。
その"はたらく導線"を捉え、その導線のなかでコミュニケーションを取り続け、ともに関係性をつくっていく。


チャレンジの導線

「こんなことやってみたら面白いんじゃないか」
「やってみたい、チャレンジしてみたい」
「あの人がチャレンジする姿があったから、自分もチャレンジしてみようと思えた」
"やってみたい"という想いから広がる可能性は無限大だと思っています。
チャレンジの導線を捉え、一人ひとりが持っている「やってみたい」を引き出す。そして連鎖していく。
互いに応援しあえる関係性と文化をつくっていく。


事業成長に向かう導線

コワーキングスペース、シェアオフィス、インキュベーションスペース、etc.
そういった場では会社員やフリーランス、スタートアップ企業、ベンチャー企業、大企業まで様々な規模の企業やワーカーの方々が働いています。
皆さん、それぞれが掲げるビジョンに向かって事業を伸ばしていったり、組織で設定した目標達成に向けて走っています。
兎にも角にも、事業をどう成長させていくかを常に考えているわけですね。
そういった事業成長に向かう導線を捉え、成長に向かえる機会や機能を用意するだけでなく、そのコミュニティにいるメンバー同士が互いに支援し合える関係性をつくっていく。
コミュニティメンバーの課題の大半を、その同じコミュニティメンバー同士で解決できるようになる。または、コミュニティメンバーの知り合いくらいの範囲で解決できるようになると、非常に価値が高まっているといえるんじゃないだろうか。


3つの導線の土台になる「帰ってこれる場」

これら3つの導線がすべてどの場にも均等に存在しているわけではなく、場や施設の特徴によって、それぞれの動線の強弱があると思います。
コミュニティマネージャーは3つの導線に身を置くことを意識しながら、メンバーの皆さんとコミュニケーションを取り、想いを引き出し、人を繋ぎ、アセットをコーディネートし、コトが生まれる土壌をつくっていく。
そういった土壌を育てていくために、コミュニティマネージャーは3つの導線の土台として、「帰ってこれる場」をつくり保ち続けるということが、必要なのだとも思っています。


それぞれの導線を捉えるって具体的に何をするのか?
そのあたりはまたそれぞれ具体的に書きたいなと思います。


"はたらく"を起点とした場におけるコミュニティマネージャーとは?

というわけで、自分の中で「"はたらく"を起点とした場におけるコミュニティマネージャーとはなにか?」を下記のように言葉を置いてみました。

"はたらく"を起点とした場におけるコミュニティマネージャーとは、共感・共創の土壌を築き、そのコミュニティで生まれるコトの総量を増やす役割を担う職種です。
そのコミュニティを起点として生み出したい状況を描き続けながら、コミュニティメンバーのはたらく導線・チャレンジの導線・事業成長に向かう導線を捉えながら場を育む活動を行い、いつでも帰ってこれるような居心地の良い場をつくり、保ち続けます。

以上です!
(分かりやすいように写真とか入れたかったけど、文字ばかりになってしまった…!!)


さて、お知らせです。


現在わたしのチームでは、共に場を育む仲間、共にコミュニティを育む仲間を大募集中です!
コミュニティマネージャーとしてジョインしてくださる未来の仲間を探しています。
正社員、業務委託、学生インターンなど、関わり方は柔軟に。
ご興味ある方は是非一度お話しましょう〜〜!

https://www.wantedly.com/projects/1557436




明日12月22日はTeamPlaceの斎藤さん(Isa Saito)!

バトンお渡ししまーす!

#コワーキングアドベント2023


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