見出し画像

在宅勤務で消えたストレス、増えたストレス

在宅勤務(週2日)を経て、かなり生活が楽になった実感があるので、具体的に感想をまとめておきたい。

在宅勤務で消えたストレス

・通勤
・家事をためこむこと
・宅配を土日まで待たなければならない
・隙間時間を有効につかえない
・化粧をすること
・週5日分の仕事着を用意しなければならない
・ランチやドリンクにお金がかかる(お金をかけない場合は手間がかかる)
・近くの席の人の体臭や音が気になる
・いきなり話かけられる

在宅勤務で増えたストレス

・運動不足
・これまで耐えられていた通勤がつらく感じるようになった
・ひとと会話しない日がある(ひとによっては精神的につらくなる)
・意思の疎通が難しい
・刺激が少なく退屈する
・誘惑が多い(おやつ、テレビ、Youtube、睡魔)
・基本的にやる気がでない
・職場の人間関係構築がかなり難しい
・在宅環境によってはノートPCなので、仕事がやりづらい
・水道光熱費の負担があがる


さいごに

ストレスが全くないこともストレスなので、特におおごとではないように思える。自分にとってはまったく問題ない(むしろ有難い)ことでも、他人にとってはそうでない場合がある。

実際に、在宅勤務になったことにより「おしゃべりが好きなのに人と話せない」「メールの文章や電話でうまく意思疎通ができない」「在宅勤務になったことによりスケジュール管理がより厳しくなった(分刻みに成果物を要求される)」などを苦にして、精神病の診断を受けて休職に追い込まれてしまうひとを数名、見てきた。

在宅勤務のメリットは大きいが、手放しに賞賛することはできない。

現時点では、週1、2日ほと通勤してそのほかは在宅勤務という働き方が理想だと自分は感じている。もちろん、理想の働き方は職種や立場によって異なるだろう。

仕事の場所を縛られなくなったら、次は、そもそも時間に縛られていることにも疑問を感じ始める。

どんな状況においても不満をもつことだけは決まっている。そして、それは完全に排除するべきものではなく、向き合って、試行錯誤をしてバランスを取り続けるべきものだと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?