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英語専科の仕事道具 年度末の教材の整頓

外国語の授業では、沢山の教材教具を使います。子どもたちの多くは、外国語である英語を話せない、聞けない、読めない、書けない状態であるため、子どもたちの学びを支援する教材教具が必要になります。

ですので、視覚的に情報を伝えられるよう、絵カードを用いたり、短冊にセンテンスを書いて見せるようにしています。

また、日々の指導の中で、英語の音声とイメージを結び付けたり、音声と一緒に文字を意識させることで、聞いたり、読んだり、話したり、書いたりする力をつけていけるようにしています。

私は、クリアファイルに単元ごとの教材教具をいれて、管理しています。デジタル化も進んでいますが、アナログの教材は、子どもを惹きつけます。

また、色画用紙を使って、何年生の何の単元の教材か一目でわかるようにして、管理しています。

この写真のように、クリアファイルを使って、教材をひとまとめにして保管しています。

では、クリアファイルの中に何が入っているのか、ご紹介します。
3年生UNIT8 What’s this? のクリアファイルの中身を見てみます。

この単元は、英語でクイズを楽しむことが主な活動になります。

3年生のこの単元のファイルの中には、
1. ピクチャーカード

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これらは、指導者が出すクイズの答えになる絵カードです。

そして、2.センテンスカード 

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センテンスは、レッツトライに記載されている言語材料をみて書き出します。こんな表現を使ったやり取りができるといいなぁと、イメージしながら必要に応じて、付け足すこともあります。

子どもたちが、ヒントを英語で考えて言うのは、少し難しいです。ヒントを英語で伝えるための手立てとして、既習の色、形、種類を例に挙げて、子どもたちに説明しました。どうしても困ったら、ジェスチャーもありだよと伝えました。

また、ヒントの内容の順番を考えて、ヒントを出すことも大切だねと伝えました。

3. ワークシート
 全てではありませんが、指導案とワークシートが入っています。ワークシートに付箋をはり、クラスごとの進度を確認しています。指導するクラスの学習が終わったら丸をします。

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指導案とワークシートは、ファイブステップスレッスンに基づいて作ってあります。児童の実態に応じて、アレンジしながら活用しています。

年度末の教材整理の参考になれば幸いです。

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